新しい日記帳には初めから3ページに渡って書かれていた。
私はページを捲った。 彼女は、ゴメンと謝り部屋を出て行き
オジサンが居なくなった部屋で考え込んだ様でした。 気になっていた
事や聞きたい事、それを話せるのは今しか無いと思ったみたいでした。
暫くして、彼女からオジサンの部屋に訪ねて行ったと書いていた。
オジサンの部屋を開けると電気も消され真っ暗だった。
キッチンの点灯刊の明かりで微かに中を確認できた。
オジサンも私が部屋の入口に立って居るのが分かったらしい。
無言のままオジサンの枕元まで行き座った。 彼女も一度
謝ったみたいでした。 オジサンが、布団から出ると部屋の戸を
閉めると目が慣れるまでは真っ暗だった。 布団に戻って来たオジサンが
手を取り改めて謝って来た。 そんなオジサンに彼女は心を許して
しまったと気持ちの変化を書いていました。 彼女自身がオジサンの
手を取り自分の胸に手を運んだ。 そして、先に聞きたかった事を
オジサンに聞いた。 お風呂の覗きの件。 前にも部屋に来た件。など…
そして、今日の事についても聞いたら正直に答えてくれたと
書かれていた。 全てを認めた内容が書かれていました。
逆に質問もされたらしい。 分かっていて、何で? 質問は簡単でしたが
答えるには、恥ずかしい答えでもあったようでした。
彼女も正直に答えたと書かれていました。
彼女は、最後に家を出ようと思う考えも伝えた。
オジサンも理解してくれた。 そのまま部屋に戻った。
布団に入り横になると、扉の向こうからオジサンの声が。
オジサンからも最初で最後のお願いをされたらしい。
それを告げると、オジサンは自分の部屋に戻って行った。
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