職も見つからない彼女に、オジサンは「無理をして仕事を
探さなくてもいいよ。」と、優しく言ってくれるだけでなく
お小遣いも少しくれる事も書かれていました。 一日が長く
感じて暇だ。とも書かれていました。 暇を持て余した彼女は
裏庭の手入れを始めたと書かれていました。 小さな小屋には
桑やスコップ等、チョットした道具も有った様でした。
用心の為に、手入れのついでに風呂場の外庭には花を植えたとか。
少し充実しは内容の日記がまた数日書かれていました。
そして、その日の日記でした。 小屋で雑誌を見付けたと書かれていました。
多分、オジサンが読んでいるだよね。 オジサンも男だし仕方ないか。
久し振りに自分もイケナイ事しちゃった。 私は、ドッキとしました。
翌日の日記には、昨日から少し変な気分だよ。 あんな物見つけたからかな?
オジサンも私の事、あんな感じで観てるの? そんな事ないか。
えっ!もしかしてオジサン? オジサンが覗いていたの?
それも、そんな事ないか。 今度、少し確認してみようか。
彼女は、何を?どうやって確認するのか? 日記の続きが気になった
私は、速読にも近い状態で日々の日記を読み進めました。
そして、気になる事が書かれたページにたどり着きました。
その日は、オジサンも休日で久し振りに車で街まで買い物に出かけた事から
書かれていました。 今日は、お風呂の窓を少し開けてみた。
何も変わった感じはしなかった。 けど、お風呂からでたらオジサンが部屋に
居なかった。 私が部屋に戻るとオジサンが玄関に入って来た音がした。
何も感じなかったけど、もしかしてオジサンが? 明日は日曜だし、オジサンは
明日も休みだし。 朝から一日中二人になるんだよね。
何だか私の方が勝手に意識してしまってるじゃない。
私は、何を考えてるんだろう。 ダメだ。もう寝よー。
彼女の中で何かが変わり初めている気がしました。
その予感は、当たっていました。
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