30分おきくらいに、妻からラインが来ます。私は敢えて既読スルーにしました。
飲み始めて2時間経った8時過ぎに私は妻に電話しました。
待ち焦がれていたかすぐに電話に出ました。私は、トラブルは解決したが、取引先の社長から良く対処してくれたから飲みに行こうと誘われている。車だから今日は無理と伝えたが、自分(社長)の自宅に泊まれば良いと、かなり強引に誘われていて断れないと話しました。
妻は困った様子でしたが、近くに佐々木がいるので露骨には嫌がりませんでしたが、
『えっ~でも、今日、佐々木君うちに泊まるんでしょ?ひろ君がいないんだったら、さすがにちょっと…』
『佐々木だったら、大丈夫でしょ?あっ、ごめん、社長待たせてるから、切るね。』
そう言うと私は一方的に電話を切りました。
後で、佐々木から聞いた話ですが、妻は遠回しに佐々木に帰るように話したみたいですが、佐々木はいいじゃんみたいなノリで居座ったみたいです。
後は、佐々木に任せて待つだけです。
妻に電話する大役を終えた私は、ビールが進みました。
妻を抱かれるかもしれない緊張で乾いた喉を潤しました。
何か動きがあれば、佐々木からラインか電話が来ることになっています。もちろん、不発の時でもです。
ビールを飲みながら、テレビを見て連絡を待っていました。
しかし、23時前になっても連絡はありません。
ソワソワが止まらず、妻に
『接待、終わりました。大丈夫?』
しかし、返信もなければ、既読もつきません。
ドキドキが、とまらないでいると、佐々木からの着信です。
電話の場合は、妻とのSEX生中継です。
つまり、妻は佐々木に抱かれたと言うことです。
眠気は一気に覚めました。
テレビを消して、応答ボタンを押しました。
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