常務は続ける。
「私はね、愛する女を寝取って欲しい願望があるんだ。今までも何人かの男を用意してかすみを犯してもらった。もちろん私はその場にいるんだ。かすみが悶える姿を見るのがたまらなくてね。それで興奮してから抱くかすみは最高だ。かすみもそれを受け入れてくれている。でもな、抱かれるのはオッサンばかりじゃつまらない。しかもかすみが心から愛する本物の彼氏とやってるところを見たい。ダメかね?君とかすみが付き合うのは構わない。ただ結婚はかすみが30になってからだ。それまではお前が彼氏、俺が愛人だ。そしてお前とのセックスを毎回見させて欲しい」
私は目が点になった。こんなアバズレ女と付き合う気などさらさらない!
私は受け入れられずに言った。
「帰ります、私は身を引きます。このことは誰にも口外しませんからご安心ください」
「まぁ待て!こちらの条件を提示してもダメかな?」
「条件とは?」
「毎週金曜日が私とかすみの会う日なんだが、ヒルトンホテルのスイートルームだ。そこにこれから毎週来て欲しい。そこで君とかすみの交わりを見せて欲しい。ビデオに撮らせて欲しい。そのビデオは私が個人で楽しむためだけのものだ。そしてその後、興奮した俺がかすみとやる、どうだ?私は恐らく近々社長に抜擢される。君は来年から本社勤務にしてやろう、そして私が社長になったら部下にしてやろう、出世も約束しよう、結婚は30になったらしてくれ。かすみを引き取ってくれたお礼は一生かけてたっぷりする」
嘘みたいな話だが、本当だ。
でも私はかすみのことを許せない気持ちでいた。今更付き合う気もない。
「常務、お断りします。私には荷が重すぎますし、今更彼女と付き合う気はありません」
そう言い放った。
「まあそう言わずに考えてくれ。かすみはいい女だ。お前の奥さんとしてもきっと優秀な女になる。どうだ?君にも毎月50万円やろう、かすみと同じ金額だ。そして将来の出世は約束しよう」
※元投稿はこちら >>