しかしかすみはなかなか首を縦には振ってくれません。でも月1回程度のデートはしてくれました。
私は悶々として、いつもかすみの写真を見ては彼女とセックスしている場面を想像してちんぽをしごくばかりだった。
かれこれ半年ほどそういう関係でしたが、ある日私はオンボロ中古車から願っても無い新車へと買い替え、思い切ってかすみをドライブに誘ってみました。
ちょうど桜の時期でしたので、奈良のお寺に花を見に行き、田舎ののどかな風景を新車でドライブしようと思ったのです。
かすみは喜んでくれお弁当を作ってきてくれました。私はとても幸せな1日を過ごし、そして帰り際に言いました。
「かすみさん、今日はありがとう。やはり俺はかすみさんが好きです。正式に彼女になってくれませんか?」
「太郎ちゃん、ありがとう。でもそれはできないわ」
「どうして?どうしてなの?いつも逢ってくれるじゃないか」
「でも、できないのよ」
「どうして?訳を聞かせてくれないと納得できないよ。俺が高卒だから?それとも別に彼氏がいるの?」
「……」
「……ねぇ、太郎ちゃん、引かないで聞いてくれる?」
「なに?」
「びっくりすると思うけど」
「え?どういうこと?」
かすみはようやく重い口を開いてくれた。
かすみは実は常務の愛人でした。それも大学を卒業して会社に入社してすぐ秘書になり、間も無く常務の出張に同行した夜、飲めないお酒を飲まされて半ば強制的に犯されたという。
でも当時のご時世では逆らうことも出来ず、業務を続けているうちに常務の仕事ぶりもすごく尊敬しているうちに、お互いが深い仲になり続け、ある日愛人として契約したという。
常務はたしかにすごい出世頭で、しかもダンディー、人としても魅力的で、女たらしという噂も社内では絶えなかった。しかしまさかAVでもあるまいし、自分の秘書を愛人にするとは!
私はまだ若くウブだったので、にわかには信じられませんでしたが、かすみ本人が言うのだから本当だろう。
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