入院の日、荷物を纏める為に妻は帰っていましたが、前日までN坂さんと居ました。
朝、N坂さんが愛車の高級車で来ました。
妻はまるで恋人に会ったようにはしゃぎながら外に出て行き、N坂さんにキスをしました。
妻から顔を近づけてキスをしました。
それを見た私は嫉妬より、ある意味失望感のようなモヤモヤした気持ちを感じました。
そして荷物を積み後部座席に座りました。
妻は当然のように助手席に座ります。
そして仲良さそうにN坂さんと話していました。
二人は恋人・・・真由美はN坂さんの愛人・・・妾・・・目の前にいるのは私の妻ではなくN坂さんの妻でした・・・。
医大病院までは途中から高速に乗っても二時間半くらいですが、その間にN坂さんと真由美は仲良さそうに話し、私が真由美と話したのは途中のコンビニに寄ったときに妻が振り向いて、
『なんかいる?』
と言われ、
『ブラックのコーヒー』
と応えただけでした。
医大に着き、受付で手続きを済ませて病棟に上がり、荷物を置いてベッドに上がると、
『じゃあ、帰るね。手術の日に来るわ・・・』
と言うまで私とは一言も言葉を交わしませんでした。
ナースが
『あっ、ちょっと待ってください。
先生から説明があります。』
と言われても渋々、残っていたようでした。
執刀医から手術の説明を受けているときもなんだか心ここに有らずでしたし、その手術の日、朝8時半に私は手術室に入ったのですが妻とN坂さんは道路が渋滞してるとの理由で遅刻して私は妻に手術前に会えませんでした。
きっと真由美はN坂さんが何らかで入院でもすれば妻として付き添い、献身的にお世話をするでしょうね。
考えれば嫉妬するだけですが・・・。
それからまる三日間私は眠っていました。
スーっと意識が戻り、目覚めたときに口にはパイプを咥え、身体とバイパス用の血管を摘出した脚にも複数の管が付けられていました。
まるでショッカーに改造された仮面ライダーのように・・・
できることならフニャチンも極太で鋼のようにカチカチにして、ついでにシリコンボールに入れて欲しかったです。(笑)
目覚めると解るのかICUのナースが4人くらい来てましたが、管を咥えてるし、それから5時間くらい水も飲まれないし、妻に連絡することもできないし更にそれから三日間ICUに居たので妻がN坂さんとどうしてるのかさえ解りませんでした。
まあ、N坂さんにとっては真由美をほとんど24時間独占できて嬉しかったらしく、SMplayはしなくても毎日抱いて中出ししていたそうです。
俺は全身の痛みと疲労感に耐えてたのに、60歳の爺は若い愛妾と毎日中出しセックスですよ・・・しかも人の妻を好きなように弄べるんですからね。(怒)
そして三日後にICUから病棟(循環器科、外科)に移り三日間だけ術後の様子を見る為に個室にタダで入れてもらいました。
しかし、肝心のスマホは病棟に預けてたので、充電してなくて使えないし、妻にまだ連絡ができませんでした。
なんとかナースに頼んでスマホに充電器を差し込むと少し待って電源を入れます。
すると数十件のメールが受信され、そのほとんどが毎日、送ってくれた妻からのメールでした。
毎日、N坂さんに抱かれ、よがり泣きする妻でもこうしてメールをくれてただけで私は正直、嬉しかったです。
直ぐに返信したかったのですが、しかし、まだ私の身体には数本の管が入ったままだし、心電図?のセンサーは付いてるし、尿道カテーテルは入ってるし、身体の痛みは薬で誤魔化したけど、とにかく全身の疲労感がハンパないんです。
そうです。皆さん、手術すると痛みは薬で誤魔化せるのですが、しばらくは全身の疲労感と筋肉痛に悩まされ、手を延ばしたり物を取ることさえ苦痛なんです。
フルマラソンや激しい運動をしたみたいに動けないんですよ。
腕にも何本か点滴してますしね。
で、なんとか我慢してスマホを取り槌妻にICUから出て病棟の個室に上がったことを伝える為にメールを打つのですがこれが大変な作業でした。
すると直ぐに妻からメールが帰って来ました。
ですが、もう返信する余力がありませんでした。
そしたら、妻から電話がかかって来ました。
ICUに居るとき管を咥えていたし、水も飲めなかったので喉がガラガラ声でしたが妻と話しができました。
妻が病院に世話に来ると言ったので、
『来なくていいよ。
寝てるしかないし、看護師が身体も拭いてくれるから。
お前は毎日、N坂さんと楽しんでるんだろ?
俺の世話するために来なくてもいいからN坂さんと楽しんでなさい。』
と言うと、
『病院から病棟に移ったって連絡あったからもう行ってるから後一時間くらいで着くよ! 』
との返事で、
『N坂さんに悪いねぇ・・・』
と言うと、
『あの人は来てないよ。
私一人で行ってるから・・・』
との事でした。
どうやらN坂さんの方がヤキモチを妬いて、私の世話をするために来る真由美を送って来なかったようで、真由美が来てから文句を言ってました。
私は真由美が『御主人様は来てないよ・・・』つまり『御主人様』じゃなく『あの人は・・・』って言ったことが少し嬉しかったし、御主人様であるN坂さんよりも私の世話に来てくれてる事が嬉しかったです。
御主人様であるN坂さんに奴隷の真由美が逆らって来てくれてる・・・私の勝手な都合の良い解釈ですけどね。
私は正式に真由美の夫なんだから真由美が世話をするのは当然の事なのに、N坂さんは真由美が居なくなると寂しかったようです。
でも、個室に居たのは三日間だけなんで三日間は真由美と過ごせて幸せでした。
一般病棟(四人部屋)に戻ると真由美は付き添えませんので、その夜、消灯時間まで居てくれましたが、帰って行きました。
次の日まで自宅に居て掃除などしてから退院するまではまた真由美は私の妻からN坂さんの愛妾として過ごしました。
私は毎日、病院でオナニーさえできずに我慢して真由美が快楽に狂い泣きする姿を妄想していました。
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