本日、22日金曜日です・・・私は真由美たちと離れて診察に呼ばれるまで、これを書いてます。真由美は事務所を休んで病院に付き添ってくれました。
しかし、招かざる客・・・N坂さんも一緒に着いて来たんです。
来たというか、N坂さんのアウディで病院へ行き、車椅子はアウディには積めないので病院の外来のを借りました。
何故かと言うとN坂さんが『風邪ひいたかも知れず体調がすぐれないから診察と薬(点滴)・・・』と言うのです。
まったく・・・夫婦の仲を裂くお邪魔虫なんですが、N坂さんからすれば私の方が真由美との仲を裂く邪魔な存在なんでしょうね。
結局、昨日も真由美から
『今から帰るよ・・・』
と連絡があったのは19時57分でした。
最初の雇用契約では8時から17時までだったんですがね。
普通ならブラック企業なみのサービス残業ですね。
しかも淫らな残業させてるわけですし・・・真由美と一緒に居たいのは目に見えて解ります。
その証拠に車椅子で少し離れて待ってる私に対してN坂さんは真由美にピタリと寄り添って待合室のソファーに座っているのですから・・・。
しかも、この病院はN坂さんの掛かり付けではないのにです。
まあ、真由美が嫌がらずにN坂さんの言うように従っているし、あきらかに私よりN坂さんに好き放題にさせてますから、私から見れば嫉妬以前に真由美もN坂さんに対して特別な感情があるとしか思えません。
私がひたすら文章を打ってるのをたまに真由美が少し気にはなるのか、こちらを見ているときもあります。
が、勿論、真由美にもN坂さんにも内緒の投稿です。
きっと誰にメールしてるんだろ?と真由美は思ってるような表情です。
しかし、そんな真由美にN坂さんは頻繁に話しかけ、自分たちは周りに夫婦だと言わんばかりに馴れ馴れしく身体を触りながら接しています。
まあ、あんな卑猥なアブノーマルplayを楽しんでる二人ですから夫婦以上の絆で結ばれているのでしょうけどね。
ただ、田舎街ですから知り合いが病院に来ていてどこで見てるか解りませんし、看護師さんたちも真由美が私の妻だと承知しているのですから、少しでもN坂さんには遠慮して控えてもらいたいものですが・・・。
私などN坂さんよりただ偶然に早く真由美と叔母の紹介で知り合い、戸籍上の夫婦として役所に届けたに過ぎないような感じです。
しかし、それも私と真由美に『縁』があればこそなのですが、『縁』を言うならN坂さんとも『縁』があったから真由美はN坂さんの"性処理用慰安婦奴隷妻"になった訳で、今となっては真由美とN坂さんの『縁』は私よりも遥かに深いものかも知れません。
それを考えると軽い鬱状態になりそうで、どうしてもこんな最悪な文章になってしまうことを読まれている方はお許しください。
病院に到着して真由美が車椅子を押して来てから私は二人と離れて独りで行きます。
『あっ・・・押して行くから待って!』
と真由美が言いましたが、
『大丈夫・・・オレと初診のN坂さんじゃ受付が違うし・・・』
と応えて振り返らずに正面玄関に入り、すぐ置いてある受付の機械に診察券を通します。
3秒ほどで受付完了です。
一方、N坂さんと真由美はかなり離れた受付に向かいます。
診察券と受付票を診察室前にある受付の事務員さんに渡すと、二人を待つ間もなく採血と採尿の為に移動して二人は見えなくなりました。
それにプラスして今回は心電図とレントゲンまでありました。
そしてすべての検査が終わって内科と循環器科の診察室の待合室に戻ると長椅子に座って自分の順番を待ってる二人が居ました。
それを横目に確認してから、次は独りで体重計に乗り、血圧計に腕を入れます。
その間も真由美はこちらを一度も振り返ることなくN坂さんと笑顔で話をしているし、N坂さんは真由美にもたれかかってるのが腹立たしいのです。
ですから、同じ部屋、同じ空間、同じ待合室に居るのが嫌で待合室の外の廊下に出てようとしました。
すると後ろから、
『終わった?・・・どこ行くの?』
という声がしました。
真由美が私に気付いて話しかけたのでした。
『いや・・・検査終わったから下の(地下)売店でコーヒー買うかと思って・・・』
と応えました。
体重と血圧の計測がちょうど終わった頃に看護師さんが来て体重と血圧を記録した紙を渡したので、後は診察に呼ばれるだけでした。
ですからしばらく時間があるので地下の売店まで余裕で行って来れるのです。
『待って!・・・私も行くから・・・』
と真由美が言うから、一瞬だけ喜んだのですが、ホントに一瞬だけで、売店までN坂さんは着いて来ました。
地下に降りるエレベーターの中で真由美が、
『着いて来なくていいのに・・・』
と小さな声で言って私にアイコンタクトするように眉をしかめたのが唯一の救いでした。
真由美もN坂さんの相手を嫌がらずにしてますが、私と二人で居たかったのかと思いたいものです。
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