男の場合、女性を感じさせることが出来ると、その女を自分のモノにしたような支配欲が満たされ、喜びます。
特に、旦那さんとのセックスでは得られないであろう、激しい逝き方をさせたり、アナル責めと言う新たな快感を教え込んだりして、「旦那さんのセックスよりも気持ちがいい!」と言わせることで、「女を寝取ってやった!」「自分がこの女の支配者だ!」と思える。
男は基本的に狩人で、奥さんは手に入れたい獲物。それも、旦那さんのいる奥さんを略奪することが出来れば、相手の旦那さんを馬鹿にすることも出来るので、二重の意味で支配欲を満たされる、と言えます。
「気持ちいい」と言わせたり、「逝かせてください」「あんたがたの奴隷にして下さい」など言わせるのは、ある種の洗脳です。
サディストたちは、肉体的に支配するだけではなく、精神的にも相手を支配しようとするからです。
それに、自分の言葉で何度も言わせることで、言わされているはずの言葉が、自分の意志であるかのように錯覚を起こすようになる。これこそ、洗脳のテクニックです。
奥さんは、自分の旦那が、他の女に夢中になっていることを面白くない!と思っているかもしれません。
しかし、快感に身悶えるあなたを蔑んだり、旦那を裏切っていることを詰るなどして、精神的に苦しめることで、女としての優位な立場を得ようとする。
そしてもう一つ、M女性は精神的に追い詰められていき、罪悪感を感じれば感じるほど、必死に快楽に対して抵抗しようとします。
サディストたちは、敢えて、こうして必死に抵抗しようとするように仕向け、そんな女を肉体的にも精神的にも責め立てて、堕とそうとする。その方が、苛め甲斐があるし、より支配欲を感じられるからです。
ただ、全面的に彼らに服従してしまうようになると、責め甲斐がなくなってしまうので、飽きられ、捨てられる可能性が高くなります。
SMの世界では、羞恥、屈辱、恐怖と言うネガティブな感情を煽り立てる。これが基本的なプレイです。
こうしたネガティブな感情は、精神的な苦痛を伴いますが、単なる精神的な苦痛を感じるだけではなく、ある種の緊張感と興奮状態を作り出します。
そうした興奮と性的な興奮が脳内で交錯し、時には相乗効果をもたらす。それによって、通常では得られない興奮と快楽を手に入れることができます。
そして、今は、精神的な苦痛を感じざるを得ない状況の中で責められている・・・と言えます。
「精神的な辛さがあるから、止めたい!」と言う一方で、「精神的な苦痛があるからこそ得られる快楽があるから、止めたくない!」と言う気持ちもある。
今は、その狭間にいるのでしょうね。
「悪魔の囁き」に従ってしまえば、重い罪を課せられるけれど、通常では得られない甘美な体験が出来る!人は、こうした誘惑に弱いものです。決して、貴方が悪い訳ではありません。
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