途中、後輩君が私に連絡して見ますねという会話が聞こえました。
どうも、電波が悪いのか話中なのか繋がりませんでした。
確かに、私には繋がる環境ではありませんでした。 暫くは、二人普通の
会話をしていました。 嫁が後輩君に先に汗でも流してくる。と問いかけました。
時間は、8時半頃でした。 後輩君も縁了したのか、けど先輩もまだ帰って来ていないし
もう少し待ちましょう。そんな事も言っていましたが、結局は嫁の勧めるままに
後輩君は先に風呂に入ったようでした。 その数分後嫁からも連絡が入っていた事は
後に分かる事にはなりました。 暫く、静かな中に雑音だけが聞こえました。
先にお風呂ありがとございました。 後輩君の声が聞こえました。 適当に飲んでて
私も入ってくるから。 そして、同じく後に後輩君からも連絡があった内容が分かりました。
嫁も風呂から出て来た様でした。 もう今日は二人で飲むよ。 そんな掛け声でした。
後輩君もどうしたのかと確認していました。 だって、先連絡が入っていてね。
どうしたんですか? 先方の付き合いも出来てしまって帰りは終電だって。
嫁は、そんな説明を後輩君にしていました。 もう少し言えば、実際は会話としては周りくどい
感じで説明していました。 これといった進展もなく、あの日の事にもお互いが振れる事も無い
感じの会話を聞いているだけでした。 嫁もアクションを掛ける言葉も無し。
時間は21時半でした。 後輩君がトイレに行ったのは聞こえてくる会話で分かりました。
トイレから戻って来たのも分かりました。 嫁が、ビールでいい?という問いかけからでした。
後輩君が、そうですね。今日持って来た冷酒を呑みませんか?
どうも後輩君は、手土産に冷酒を持って来ていたようでした。
この言葉を切っ掛けに事が動き出したと思います。
冷酒飲む? 酔っちゃたらしらないよ。 今日、初めて嫁が後輩君に掛けてた誘惑の言葉でした。
後輩君は、真面目なのか?やはり気になっていたのか? 嫁の誘惑的な言葉に対しあの日の事に
ついて、急に謝りました。 姉さん。この前はすみません。 自分も気になっていて…。
暫く沈黙が続いていました。 嫁も後輩君に謝っていました。 言葉の中には、こんな年上の
おばさんだし、あんな事になってしまって。と、懺悔していました。
後輩君は、嫁の事を思ってなのか、そんな事はありません。 自信持ってください。
申し訳ないけど、自分は嬉しかった。と、嫁に色々な言葉で説明していました。 多分、こんな言葉を
聞かされたからなのか嫁も、ありがとう。と一言。 そして、予期せぬ事と言うか
安心しきっていた私だったのでしょう。 後輩君の口から嫁に今日の事を少しづつ話出しました。
私が救われたのは、今日の計画についてでは無かった事でした。
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