彼女を迎えに行ったのは、2日の昼前でした。 実家は1軒屋だと
年末送って行った時に分かってはいましたが、日中に改めて見ると平屋でしたが
敷地も広く感じました。 家の前まで着いたので彼女に連絡をしました。
暫くすると彼女が出て来ましたが荷物を持っていませんでした。
そのはずです。 後から、お婆さんが出て来ました。
思わず車から降りて、挨拶をしました。 事態は予想外の展開になりました。
家の中に招かれました。 仕方なくお邪魔する事にしたのですが、私が車を停めて
待っていた場所。 彼女を降ろした場所は、家の裏口でした。
車を停める場所も無いしと、言い訳をしたところ。 表に廻ってください。と言われました。
彼女が助手席に一旦乗り込むと、直ぐに家の角を曲がりました。
立派な門が現れました。 ここから入って下さい。私は言われるままに敷地内に車を入れました。
おいおい何だここは? イメージとしては、家があと2軒は建ちそうな広さの庭でした。
コンクリート敷きの駐車エリアがありました。 車4台は余裕で停めれそうでした。
導かれるままに車から降り、玄関に入ると玄関事態も軽自動車1台は停めれる広さでした。
リビングというか居間に案内されました。 大きなソファーが有りました。
今まで、彼女の事を勝手にイメージで判断していました。 お婆さんから、お礼の言葉を
掛けら
れましたが、よく覚えていません。 彼女の生活環境についても、ありがとうございます。と
言ってもらいましたが、恥ずかしい限りでした。 時間の経つのを待つしかありませんでした。
ようやく、彼女を連れて帰る事になりましたが、帰り際に風呂敷包みを持たされました。
持った瞬間、思った以上に重かった。 菓子箱かと思いましたが中身は
おせち料理でした。 帰って食べて下さいとの事でした。
車に乗り、最後の挨拶をした時に、孫をよろしくお願いしますね。と言われました。
私は単純にお婆さんの言った言葉を受け止めて、「はい。 何かあれば頼ってください。
任せてくださいね。」カッコよく返事をして車を発進しました。 家に着くまでは20分程
でしょうか。 車の中で彼女と話をして、慌てました。
お婆さんに、私の事を説明した内容を話されました。 いつもお世話になっていると説明した事。
困った時に相談に乗ってもらった事。 ここまでは、そうかもな。と思いながら彼女の話を聞いて
いました。
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