妻は肩で息するかのような、荒い呼吸を整えるように、「はぁ・・・はぁ・・・」と聞こえる中、妻が良く見せる照れ笑いをしているのでしょう、「えへへ」と言いながら、恥ずかしさをかき消すように、「何か効果がありそーですよね」とマッサージの感想など、喋り始めますが、Aさんはその話しに乗る事も無く、時折返事をするくらいで、妻が一方的に話す声を聴いていました。
右足も、くの字にする前の太ももに移行する時には、妻の言葉数も少なくなり、代わりに吐息と時折発せられる「んっ・・・んっ・・・」という口ごもった声が聞こえます。
既に、左足の際に感じているので、私もメンエスの時に感じる、期待感で、余計に感じているのか、口ごもる声も、若干大きく感じます。
Aさんは、私に対しての伝えるかのように、「右足も曲げますねー」と相変わらず淡々とした口調で施術を行います。
妻は無言のまま受けているのか、微かに聞こえる音や吐息でしか判断できませんが、感じている事は間違いない様で、切ないドキドキが続きます。
Aさんが「腕を入れます」と言った後に、妻の我慢する声が少し強まったり、弱まったりを繰り返します。
たぶん、腕が入る時と、抜くときに、感じ方が違うのかなと思いながら、どんどん性的な感覚に染まっていく妻に対し、不安が募ります。
感じる妻を見てなのか、Aさんは「両腕入れますが、少し強めにしますね」とサラッと言った後に、妻の声が「んっ!あっ!」とハッキリと聞こえました。
Aさんは冷静に、ゆっくりとした口調で、「どうかしましたか?」と妻に聞きますが、妻は恥ずかしそうに、少し引き気味に「いやー・・・私にはちょっと強いかなって、あはは」と、Aさんにも気遣いながら拒否反応を示しますが、それは夫婦だから分かるもので、普通に聞くと、拒否反応ではない為、Aさんは効果を説明し、脚や腰やお尻などに効果があると、もっともらしい、私でも納得してしまいそうな説明を妻にすると、妻は「うわースゴいんですね!じゃ我慢しないと」と空元気が分かるくらい明るく振舞い、笑っています。
Aさんは、そんな妻を尻目に、「始めます」と言葉が発せられると、無言の施術の音と、妻の吐息に混ざった、「あっ・・・んっ・・・」という、先ほどまでとは明らかに違う、喘ぎ声に近い声が聞こえていました。
くの字脚の施術が終わる時には、妻は「はぁはぁ」と息をしながら、耐えたという達成感か、恥ずかしさを悟られない為か、ヘラヘラと笑いながら、「いやー細くなるかなー」とAさんに問いかけますが、「全て終わってからです」と冷静に返され、妻の笑い声も可哀想に思え、Aさんに対し腹立たしく思いました。
Aさんは「次はヒップ周りを行いますので、このクッションをお腹に入れて下さい」といいます。
その様な施術は、Aさんの店で受けた事が無かったので、「クッション?お腹に?」と想像すると、たぶん四つん這いなのかなと思いました。
一般の女性に、「四つん這いになってください」と言うと、怪しまれるため、クッションをお腹に入れて、お尻を持ち上げてする為だと解釈(後から聞いたらそうでした)しました。
※元投稿はこちら >>