2泊3日の外泊許可。 看護師は、今日は中止にして
明日からにしますか?と、聞いて来ましたが私は予定通り
家に向かいました。 病院からは車で20分ほどで家に
着きました。 病院を出る時に、安全の為と言って松葉づえを
一つ持たされました。 道に面して駐車場が有り路地を入って行った
一番奥に私が賃貸している平屋の家があります。 駐車場の横には
コンビニが有るので、久しぶりに飲むビールを数本購入しました。
顔見知りの店員も久しぶりに私を見て心配していました。
約1ヶ月振りの帰宅です。 同じような平屋が3件奥に向かって並んで
いますが、元々入口の家は空家でしたが、真ん中にある家も空家になって
いました。 家に近づくとようやく部屋からの明かりがこぼれていました。
現先まで来ると、浴室の窓からも明かりが照らされていました。
確かに時間的に嫁は入浴中なんだと思いました。 と思った瞬間でした。
久し振りに嫁の体を見たいと言う気持ちにかられました。
私は恐る恐る浴室のある方向に足を進めていました。
少し窓が開いていました。 その隙間から中を覗こうと考えましたが
もし目が合ったらと思うと覗き込む勇気がありませんでした。
そんな事を考えている内に浴室から嫁が出た気配を感じました。
浴室の明かりも消えました。 玄関横の台所の明かりも消えました。
私は、そのまま裏口に回りました。 テレビを観たり食事をする
6畳の部屋の明かりが点いていました。 カーテンの隙間からは
より明るい光がもれていました。 私は、息を殺しゆっくりと、その
隙間から中を覗きました。 頭にはタオルを巻き、まだ体はバスタオルを
巻いたままの嫁が座り、缶酎ハイであろう飲み物を飲んでいました。
そのまま暫く様子を伺っていました。
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