家に帰ってから、何もできずただ妻の帰りを待っていました。
深夜0時過ぎ、妻からメールがありました。
「公園にいるから、迎えに来て」
僕は、急いで妻を迎えに行きました。
妻は公園のベンチで、ぐったりするように座ってました。
急いで、妻のところに駆け寄ると
妻は、私に笑顔で「ただいま」と言いました。
髪の毛もバサバサで、化粧も落ち、
知らない人から見ると、浮浪者のような感じで
涙が出そうになりました。
私は、「おかえり」と気丈に妻に言い
妻をおんぶして、車まで連れて行きました。
そのとき、妻は、下着も履いてなく
おんぶしたときにお尻が丸見えの状態になってしまいましたが
1分でも早く連れていきたい一心で、そのままの
状態で、妻を車に連れていきました。
妻をおんぶしているとき、妻は僕に
ずっと、「ごめんね」って繰り返し話してきました。
そのとき、二人で泣いていました。
そして、もうこんなことを終わりにしようと
ようやく決心がつきました。
家に帰ると、妻をそのままベットに寝かせ
僕も妻の手をとり、一緒に寝ました。
そして、翌朝、妻が先に起きていて
何もなかったように、妻は朝食を作り
僕をおはようって起してきました。
僕に見せる一番の笑顔が、僕を幸せにしてくれました。
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