仲居さんとのドタバタがあって
妻のところに行く機会を失いかけていましたが、
自分の服でもいいので、持っていこう。
そして、そのまま、自分の部屋に妻を連れてこようと
準備をしてドアに手をかけて、少しドアを開けたときに
またしても、僕の行動を邪魔されました。
男が、「ちょっと連れてくる」ってようなことを言って
僕よりも先に妻のところに行ってしまいました。
そうなってしまうと小心者の僕です。
妻のところに行くに行けず、静かに妻が戻ってくるのを
待ってしまいました。
数分後、妻が戻ってきたと思うと
仲居さんの声も聞こえてきました。
「申し訳ございません。他のお客様もいらっしゃいますので、
そのようなことは、お辞めして頂けないでしょうか」
男の「ごめん」の悪気のない返事があり
その後、すぐに仲居さんが僕の部屋をノックしました。
仲居さんは、浴衣をもってきて、
先ほどは、すみませんでした。
すぐに、料理をお持ちしますのでと言いましたが、
僕は、「食事を頼んだわけじゃないから気にしないで。」と言うと
「そんなわけにはいけないので、すぐにお持ちしますので
もうしばらくお待ちください。」と言って出ていきました。
僕は、隣の部屋のことが気になり、それどころじゃ
なかったんですが、仲居さんの戻りが異様に早く、
もってきた食事も、ほんと残りものって感じで
フードパックに入れて持ってきたので、びっくり。
しかも、缶ビールをもってきて、お酌させてくださいと
ずかずかと入り込んできて、苦笑いしか出ませんでした。
しかし、部屋も変えてもらって、食事までもってきて
もらったので、断ることもできませんでした。
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