彼たちの話を聞いていたら、妻たちが帰ってきたみたいで
あれ?さっき出て行ったばかりなのに、もう帰ってきたんだと
思いながら、妻たちの様子が気になり、壁に耳を当てました。
少し様子が変だとすぐにわかり、一音一音聞き洩らさないように
集中して隣の声を拾いました。
妻は帰ってきてませんでした。
どうやら、妻をおいて、帰ってきたみたいです。
「ここまで、どうやって来るかなぁ。小さなタオル一枚持って
お風呂に入ったから、それしかないよ。バスタオルも持ってきたし」と言って
妻の衣類、タオルをもって帰ってきたようでした、
妻は、裸で、ここまで来るしかないとのことでした。
ここまで来るともう、我慢の限界で
どうなってもいいと思いながら、
部屋に置いてあった浴衣をもって
急いで部屋の外に出ようとしました。
そして、部屋のドアを開けて
飛び出した瞬間に、目の前に料理を持った仲居さんがいました。
※元投稿はこちら >>