(陰陽の儀)を終えた、その儀式一部始終が、何処から隠し撮りされていて、しかも、氏長夫婦以外の覗き見者が居るとしたら、。
…………
儀礼上のお祓いが終わって一旦画面が切れると、寝床らしき居間が現れました。 床の上の、敷き詰められた赤いマットと、白い座布団が有ります。
私達夫婦が入った時と同じです。 5月ですが石油ストーブは置いたままです。
ここで妻は凌と言う青年のモノを受け入れるのか、初めての私以外の男に抱かれる場所なのか・。
妻が一人で映り、実家でシャワーを浴びて来たのか、髪が少し濡れている様です。 胸から太腿までタオルですっぽり隠れていましたが、しっかり巻き付けているためか、胸の谷間が異様に目立ちました。
妻は、やや不安そうな表情で部屋の中を見回しながら、左端の座布団に座りました。 両足をきちんと閉じ、膝の上に両手を置いて俯いていました。
刻一刻と迫るその時を待っている感じです。
妻は暫くじっとしていましたが、何を思ったのか急に立ち上がり、画像下まで来ると、上を見上げて欄間を見渡しました。
目線がカメラを通り過ぎました。
夕方過ぎて、時間が経ったのか、部屋の中が薄暗くなりました。
程なくして、凌が映って来ました。
妻の反対の座布団に座りました。
「凌ちゃん、ちょっと明るすぎるね?」
「ん? お姉ちゃんの裸を見るには丁度良いよ。」
「馬鹿!」
「・・」
「いいよ、おいで。」
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