「秋分の日は、田舎に行って来るゎ・。」
「えっ? ママ! 縁日は?」
「カピバラ…じゃない、『タピオカ買ってくれる』って言ったじゃない!」
「ぅん そぅだけど、おばぁちゃんが、入院しちゃったの・。」
「えっ? おばぁちゃんが、。」
「なんで?」
「大丈夫なの?」
「ぁはは… ぎっくり腰だから、大丈夫だけど、おじいちゃんが、独りじゃ、可哀想だから・。」
「ぅ~ん…」
「そっか、。」
「パパに、頼んでおくから。」
「うん、お願いね。」
「パパ、縁日行くかなぁ?」
「人混み、、嫌いだからね」
「浴衣も着ないし…」
「あっ、でも、ゴメン… 浴衣無しね。 着せてあげられないから、。」
「う~ん 行けるなら、何でもいぃ。」
「パパ、秋分の日、縁日、決定だからね!」
「えっー!? マ、ママはぁー?」
「田舎に行くって!」
「おばぁちゃんが、入院しちゃったの・。」
「えっ!? おばぁちゃんが、 大丈夫なのか!?」
「あっ、大丈夫よ、 おじいちゃんの面倒見に行くつもりだけだから…」
「・・・。」
「パパ、沢山買ってね!」
「やったぁ!」
「おばぁちゃんの心配しろよ!」
「ぎっくり脚だから、。」
「そ、そんなもんか…。」
秋の彼岸の中暦、田舎では、[漁祭り]が始まる。
半ば遠洋まで、泊まり込みの漁の時期に併せて、秋祭りが有る。
それに合わせて、妻は出掛けた・。
神社で、祝詞と、無病息災の祈りが始まる・。
※元投稿はこちら >>