/昨日今時/
「もぅ、寝る・。」
端午の節句朝、未明に帰宅した妻は、帰りが遅いのを心配して、起きてきた両親を諭し、そのまま床に着いてしまった。
「心配ないわ・。」
妻の仕織らしく崩れそうな仕草は、いかに多く愛されたのかが、一目瞭然だった事でしょう。
「寝かせて・。」
そのまま、(凌)の残した精液をを、躰中に収めたまま眠ってしまった。
寝間着に替えたのかも、定かで無いが、顔射されて、飛び散って固まった精子の残った髪や、男根を咥えて、荒れた唇もそのままにしていた。
「大丈夫よ、シャワー浴びたから・。」
朝、実家で、子ども達と私を出迎えた妻は、ギリ起きて、辛うじて(凌)に出された物を洗い流したところだった。
始まった子ども神輿と一緒に、取り囲んだ親も地区内を巡る間に、妻が福の能面をかむっていた後家雌なのは、衆知の事実の様なものと知った。
「あのひと(女)が、後家さんじゃの?・」
「案外、若いのぉ?」
「あやつ(凌)も、励んだ事じゃし・。」
「いぃ、鳴き声じゃったの・・。」
一世代前の氏子衆の爺共が、蒸し暑く舐め回す視線をしている。
「あの子(凌)なら、励めるわぁ~・」
「オカミサン(義母)譲りよね・。」
「ウフフ、沢山搾ったん・じゃあ・・」
「好き者そぅ・。」
お婆様方も、容赦無しです。
昔、娯楽の無い漁村で、男女の営みが、お祀として娯楽も遂行していたのだ・。
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