伊藤からの電話を取り、通話状態をスピーカモードにさせました。
そしてスタンバイ出来た嫁は、マスクの上からアイマスクを降ろし
目隠しをしました。 初めは、私の気配を感じながらの会話でした。
「もしもし…。ご無沙汰していました。」
「そうだね。 また話が出来るとは思っていなかったよ。」
「由香も、同じです。」
「けど、由香ちゃんから連絡して来たんだからね。」
「うん。分かってる…」
「それで、今夜は一人だって? 」
「うん。 今日は、偶然一人です。」
「一人になる日って、結構あるの?」
「滅多にないよ…」
「じゃー何時もどうしてるの?」
「主人が飲みに行って居ない時かな…」
「そんなにレス状態なの?」
「レスに近い…。 一緒に寝たりはするけど…。関係は無いの…」
「由香ちゃんから求めたりしないの?」
「なかなか勇気が…」
嫁も適当な作り話をしていました。 そして、唐突に伊藤が嫁に
今の状態を確認する為の言葉を投げかけました。
「いま、どんな格好してるの?」
「薄いシャツを一枚羽織っているだけ…」
「言ってたお風呂場で?」
「うん。 」
「それで、何をしようとしてるの?」
「シャツの上からシャワーを浴びてね…」
私は、少し手伝ってやりました。 ジャグジーを手に持たせ
程よい温度で、湯を出してやりました。
「聞こえる? シャワーを浴びている音。」
「聞こえるよ。 もうシャツは透け透けだろ?」
「うん。 全部見えてる…」
「じゃー濡れたシャツを脱いでみようか。」
私は、湯を止めてやりました。私が手伝ったのはそこまででした。
「由香ちゃん、何を始める?」
「それは……」
「もう、すでにやってたんだろ?」
「うん。 ごめんなさい…」
「謝らなくてもいいよ。 何をやってたのか言えるかな?」
嫁は、手探りで浴室の床に張り付けていたディルドを探していました。
探し当てた嫁は、ディルドを握りしめました。
「大きなオモチャをね…」
「オモチャをどうしたんだい?」
「手に持っているの…」
「それで?」
嫁は、ゆっくりと肉壺に擦りつけました。その瞬間でした。
「あぁっっ~」という、吐息が漏れました。
そして、完全に全てを肉壺の中に呑み込みました。
「入っているよ…」
「何が?」
「大きな……。」
次第に嫁も私の気配を感じなくなっていました。
そして、伊藤との世界に入っていきました。
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