結婚する事が決まると、同じ事業所内に夫婦で勤めるのは人事的に
難しいらしく、過去の先輩も社内結婚した方は同じだったようです。
結局、嫁の方が関連会社に移動となりました。 移動にはなりましたが
職場は同じ市内にあったので大きな問題は有りませんでした。
結婚して数ヶ月が経った頃でした。 久し振りに高校時代の友人に会いました。
場所は、ある飲み屋の店でした。 その時は、また今度久し振りに飲もうな。
そんな感じで話は終わりました。 遭遇する時は続けて遭遇するものです。
次の週末も、また彼に会いました。 お互い、お開きになり帰りのタクシーを
探している最中でした。 そのまま久し振りに1軒店に入りました。
何でもない話題や近況を語りました。 そんな話の最中でした。
「数ヶ月前だけど、内の会社にもようやく美人な事務員が入って来たんだよ。
やはり子会社の事務員では残り物しか来ないと思っていたけど、皆テンション
上がっちゃってな。」 その時、ハット思いました。待てよ、こいつが勤めている
会社って、内の関連会社だったけど、会社名何だった? 話の合間で私は何気なく
会社名を確認しました。「ところで、お前の行っている会社の名前何て言ったっけ?
前に聞いたことあったけど、忘れたわ。」「やめてくれよ。 お前の関連会社だろ…
○○○って会社だよ。 自分の関連会社の名前ぐらい忘れるなよ。」確かに。
それはさておき、その会社だが、私の嫁が移動した勤め先だよ。
数ヶ月前って、間違いないよ。 おいおい、俺と、その事務員の名字同じだぞ!
彼も現場職だったので名前までは、うる覚えだったようです。
その日を境に、彼とも急に付き合いが復活しました。 昔、同じ趣味だった釣りにも
行く様になっていました。 結婚して半年、忘年会のシーズンでした。
私も嫁もそれぞれが、週末になると別行動になっていました。
ただ、その時、嫁に何があったのかは、まだ私は知りませんでした。
私が事実を知ったのは、年も明け更に4月になってからでした。
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