妻と童貞君⑥
子ども達が祖父母宅にお泊まりになった週末の夜、私は妻をラブホへと連れ出しました。
私 「お前、最近脚がむくんでるって言ってたよな?マッサージ呼ぶから、ほぐしてもらったらいいよ。俺も久しぶりにマッサージ受けたいしさ」
妻 「…うん。てか、何でラブホ?こんな所に来てくれるの?何か変なこと考えてない??」
私 「考えてないって!だってどっちみちエッチするんだし、たまには夫婦水入らずで遠慮なく盛り上がりたいだろ~。ラブホでも、マッサージ来てくれるみたいだからさ」
妻は私の企みを半ば見透かしてるような、意味ありげな笑みを浮かべていましたが、それ以上詮索してくることはありませんでした。
フロントに後からマッサージを呼ぶことを伝え、入室。私達は備え付けのバスローブに着替え、軽く食事をとりながら早速飲み出しました。
1時間程ほど飲んだ頃、妻はだいぶ酒が回っているようでした。顔は程良く赤らみ、バスローブの胸元が色っぽく乱れています。
私は妻に隠れてスマホを操作しました…。
私 「そろそろ、マッサージ来るはずだから」
妻 「マッサージって男の人だよね?私、このままの格好でいいのかな?」
マッサージの経験が乏しい妻が、ここにきて戸惑いを見せ始めました。
私 「バスローブて構わないって。男性だけど向こうは仕事で来るんだから、大丈夫だって」
妻 「…うん」
ピンポーンと部屋のチャイムが鳴り、私はフロントへ開錠するよう伝えました。
「…こんばんは~」
妻 「ん!? この前の…?
何か企んでると思ったら、やっぱり!」
妻は私を見ながら声を荒げたのですが、半笑いです。妻にとっても期待通りの展開だったのかもしれません。
私 「違う違う!K君は医療系の専門学校でマッサージとかもやってるんだって!気持ち悪いオッサンとかにマッサージされるより、全然いいだろ?」
事実、K君はマッサージも専門学校で学んでいるらしく、この日も学校の実習用の白い上下の医療服?に身を包んでいて、外見はいっぱしの整体師のようでした。
K君の学校の話しなど、しばらくノンエロの雑談が続き、もちろんこの前のホテルの一件については誰も触れることはありません。
妻とK君が多少打ち解けた頃、私は「お前、マッサージやってもらいなよ」と、妻に促しました。
妻 「…うん。どこで?」
私 「ベッド!!」
妻はどこか気恥ずかしそうてしたが、おずおずとベッドへ向かうのでした。
【続く】
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