月曜昼過ぎ、いつものように荷物を運び入れ事務所兼作業場に
笑顔の田村が入ってきました。
「嫁さん今日もあっちこち走り回ってて来ないからコーヒーは外行こか」
近所の昭和な喫茶店の奥の席で話題を嫁に誘導します。
「ほんと子供会だのママ友だの忙しい女でさ・・何やってんだか・・
正直、無愛想だろ?たいして美人でもないんだから
もっと愛想良くしろって言ってんだけどさ」
「そうすかぁ?感じいいけどなあ・・バンドの話とか服の話とか
全然、普通っすよ。美人・・・ッていうか可愛いですよ。
新垣結衣とか飯豊・・まりえとか?って言われません?」
「ハハそんないいもんじゃないよ。本人に言うと調子に乗るからw
でもさここだけの話・・あいつ・・内緒だぞ・・・
あいつお前の事、気に入ってるみたいなんだわ」
「まったまたまたーーからかってー。イケメンでもない
わたくしをですかあ(笑」
「あの子着てるものカッコいいからショップとか聞いてあんたも
真似しなさいよとか。
田村君って彼女いるのかなあとか。な?普通聞かないだろ」
「気に入ってくれてんのは服の事ですか・・なんだがっかり。
高校時代から8年付き合ってた彼女と別れてから
色々つき合いましたけど・・引きずってんのかナ・・
未だに決まった彼女はいませんよ」
「服じゃねえって。お前の事・・いいなとか、たまに言うからさ」
「俺だって奥さんいいなって・・ハハ・・怒られちゃうけど・・
ここ来るの楽しみになっちゃいますよ。
でも俺イケメンじゃないし・・
ほんとならメチャ嬉しいけど・・寺さん嫌じゃないの?」
「ってかさ・・もう10年経つと刺激も無いだろ・・飯でも飲みでも
いっぺん誘ってやってよ」
「はぁ・・刺激っすか・・いいのかなあ」
「ところで、そのジップジャケットどこのよ」
するりと話題を変えてやります。
「ジャーナルだったかな」
「写メ撮らせてよ・・いいねそれ」
水色のカッターシャツに羽織るライトグレイのカットソーは
裏地が細ボーダーのいい感じのジャケットでした。
立たせて取った画像は細いホワイトデニムの中心の余った生地の中に
はち切れそうにモッコリした膨らみも強調する刺激的な一枚でした。
「田村さ・・デカそうな持ち物じゃね?」
「ァ・・ハア・・よく言われます・・わかります?な-んちゃって」
店内でワーワーと盛り上がるオリンピックのテレビで会話が止まり
事務所に戻って打ち合わせになりました。
「今度のサンプルこういうのだけど・・色とか資料・・見てみる?」
と最初のサンプル画像を出してスマホを渡すと一枚ずつ
ゆっくり眺めながらスクロールを始める田村。
「あ、ちょっとクソしてくる」とその場を離れ
廊下のトイレにバタバタ入る音をたてて姿を消しました。
実は別のもう一つのドアの隙間から様子を伺います。
「ふーん」とスクロールしながら眺めていた田村が
急に驚いたように眼を見開いたまま・・・・になっています。
嫁の四つん這い画像が出たようです。
多分次のオマンコ画像に移ったときでしょう
「うわッ」と言う口の動き方をして固まって、画面に釘付けです。
次の画像は無いと確認してからその二枚を右に左に何度も
行ったり来たりさせて唖然としていました。
嫁だと確信した田村はそれを目に焼き付けているようでした。
正に今、嫁のマンコやケツの穴を見られている状況に
覗いている俺もハアハアしていました。
田村はトイレの方のドアも見張る様にチラチラ見ていました。
嫁を見られている事だけで大興奮した俺は顔は
引きつっているかもしれませんでした。
3分後
「クーーッ出た出た・・やっぱお通じは大事だわ」と言いながら
戻って来た俺に何か言いたげでしたが田村はスマホを返し
「ハィ・・色も大体分かりました・・来週にはなんとか
・・・持ってこれると思います・・・けど・・・
あの・・・誰だかわかんないすけど
エロい写真・・残ってますよ。
見られちゃまずいっすよ」
「マジ?ああ・・これ・・忘れてたわ。
ハイ削除」
ふーっと溜息をつくような感じで
何もなかったような振る舞いをしながら
スケートだのカーリングだの五輪話をした田村は
いつもより早めに急ぐように帰って行きました。
確実に見られてしまいました。
吉と出るか凶と出るか。
なるようになる!です
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