それから程なくしたある日、
Aさんと会って帰宅したキョウコが浮かない顔を切り出しました。
「…ごめん…オタク男君…中出しされちゃった…」
『どういうこと?』
『それはしないって言ってなかった?』
「…うん」
『どういうことか教えて?』
「…今日する前にねAさんと話してて」
「生理はいつなの?って聞かれて」
「…隠してるの忘れてて…月末で調整してるよって言っちゃって…」
『気付かれた?』
「…うん…それ薬飲んでるってことだよなって…」
「俺を騙してたのかって…」
「でも彼氏がいるから他の人には中出しはされたくないって言ったら…」
『そしたら?』
「その時はそっかで終わったんだけど…」
「そのあとエッチしてたら騎乗位してって言われて」
「騎乗位してたらね…」
「彼氏に浮気バレるのと俺に中出しされるのとどっちが嫌?って」
『なにそれ』
「むちゃくちゃな話だよね…」
「選んでいいよって」
「彼氏にバレてもいいから中出しされたくないならこのまま帰ってって…」
「もしバレたくないなら俺が射精するまで腰振って自分で中出ししてって…」
『うわ…』
「…でもねそれ聞いたらなんか可笑しくなっちゃって」
「だって本当はオタク男君知ってるのにって」
「うちの彼氏私が他の人とエッチして喜ぶ変態なんだよって」
「そう思ったらね…なんか…楽しくなっちゃって…」
『もしかして?』
「…腰振ってね…中出し…されてきちゃった…」
「Aさんめちゃくちゃドヤ顔してたんだよ」
「俺のものにしてやったぞって感じで」
「俺のチンポが好きなんだろって言うから」
「Aさんのオチンポが好きです彼氏のより好きですって言っちゃった」
「そのあと2回も中出しされたんだよ?」
「でもね…」
「帰ってたら本当にこれで良かったのか怖くなった…」
「こんなことしてオタク男君に嫌われたらって…」
「ごめん…ごめんね…」
「嫌いにならないで」
泣き出したキョウコを抱き締めて
『大丈夫』
『嫌いになんてならない』
『むしろ今までよりもっともっと好きだよ』
『ほらこれ触って』
「…彼女が中出しされたって泣いてるのに勃起してるの?変態」
『中出しさせた…でしょ?』
『俺のためにしてくれたんだよね?』
「うん…オタク男君が喜んでくれるからって思ったんだよ」
『めちゃくちゃ喜んでるよ』
「変態」
『キョウコもだろ?』
「…うん…私も変態になってた…」
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