私は心なしか、目の前に居る妻をの姿を見て、こんな妻が
本当に目の前に居るという事を複雑な気持ちで見ていました。
「さー始めようか。」
「はい。 お願いがあります。 全てを曝け出します。
許してくれますか?」
「約束だ。 許す。」
「ありがとうございます。……私に首輪とリードを着けてください。」
私は、妻の望む様に首輪とリードを着けてやりました。
「これでいいか?」
「はい。 リードは持っていてください。 そして、今から私は
健二さんのペットとして見てください。 こうやって、ペットに
されることを想像していました。」
妻からの一つ目の告白でした。 リードに繋がれた妻は、次第に妻では
無くなっていました。 妻の告白は続きました。
「初めは、曽我さんの事など意識していなかった。けど、曽我さんから
思いもよらない指摘を受け、優しく私の秘密を守ってくれると言われてから
心を許してしまった。 それからは、いつも曽我さんが登場するの。
曽我さんに汚されたい。犯されたい。そんな事ばかり妄想してたよ。
健二さんに抱かれている時も曽我さんが頭の中に出てきて、正直言って
曽我さんに犯されている自分を想像した時もあるの。」
妻からの告白を聞き、私は本当に妻が曽我さんを受け入れてしまう時が
来ることを想像すると、嫉妬心と何とも言えない興奮に襲われました。
「そうか。曽我さんに犯されたいのか。 汚されたいのだな?」
「はい。そうです。」
「それなら、今まで俺に秘密にしてやっていた事を今からやって見せて
くれるか? 出来るよな。」
「はい。 出来ます。 やります。 やらせて下さい。」
色々な言葉を並べて、私に誓いました。 私は、リードを引き妻を浴室の
前まで連れて行きました。 羽織っていたガウンを剥ぎ取りました。
妻は隠す動作は微動だにしませんでした。 それどころか、見てと言わん
ばかりに振り向きました。 首輪と全頭マスクを外しまし、買ったばかりの
アイマスクを装着させました。 全頭マスクを取った時の妻の表情は
もう妻の顔ではありませんでした。 目は潤んでいたが、顔は微笑んでいました。
檻に入れるかのように、浴室に妻を放り込みました。
「思う限りの事をやってごらん。」 ガラス張りになった浴室を部屋に戻り
外から観察をする事にしました。
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