昼前になって帰ってきたユキナは、
改めて見ても茶髪のせいでガラリと雰囲気が変わっていた。
太ももがあらわなショートパンツと胸元が大きく空いたTシャツのせいもあり、
元の大人しそうな雰囲気はすっかり無くなっていた。
左手の薬指には写真で見た指輪がされていた。
私の付き合っていたユキナとは別人のようだった。
少し元気が無さそうだった。
「昨日の…見た?」
見たよ。
「興奮…した?」
恐る恐るという聞き方だった。
感情は分からなかった。
私は素直に答えた。
興奮したよ。
オナニーもした。
「そう…」
ユキナは私に背中を向け、
おもむろに着ていたTシャツを脱いだ。
ピンクのブラ、
ショートパンツからチラッと見えるパンツはTバックのようだった。
ユキナの背中にはキスマークがたくさんついていた。
ブラまで外した。
ゆっくりユキナがこっちを向いた。
身体の前側は背中とは比でないぐらい噛み痕とキスマークがついていた。
それだけではなかった。
ユキナの白い肌のお腹に、
文字が書かれていた。
「ユキナは
リュージさんのために
ビッチな女になると
誓います」
そう書かれていた。
文字がガタガタなのは、
自分で書いたからなのだろう。
ユキナがそのお腹をそっと撫でながら私を見た。
「マサ君…嬉しい?」
私は少し言葉に詰まったが、
思ったことを素直に言ってみた。
不安は大きい。
でも興奮してる。
だからこんなユキナを見られて嬉しい。
「そう…」
「私ね…」
「自分がこんなだとは思わなかった…」
「ユキナがこんな女だと思わなかった…」
ユキナがショートパンツとTバックを脱いだ。
隠れていた下腹部には
「ユキナはヤリマンになります」
と書かれていた。
「ごめんねマサ君…」
「マサ君にはリュージさんの許可がないと手も触らせてあげられないけど」
「他の人とセックスするのはOKなんだって」
「昨日の人ともね連絡先交換したし」
「さっき今晩会いたいって言ってたから会ってくるね」
「ユキナがマサ君の彼女に戻ってもそれが続くからね」
「セックス大好きになっちゃったユキナを許してね」
ユキナは私に言うと、
お風呂へと向かった。
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