書き込みが途絶えてしまってすみません。
思わぬ問題が発生し、
書き込みを止めていました。
会社内でのユキナの噂話が思っていたより酷い話になっていたようで、
ユキナがデリヘルで副業しているとか、
金を払えば誰とでもするとかいう話にまで発展していて、
さらには上司以外の男とホテルに入る写真まで流れていたらしい。
(実際考えようによってはそれよりおかしなことにはなっているのだが)
そして細かいことは省くが、
結局ユキナは会社を辞めることに。
問題が公になった時から辞めることを覚悟していたのか、
仕事の引き継ぎをさっさと済ませてユキナは退職した。
上司は残留。
ユキナは案外あっさりしていて、
心配した私の方が拍子抜けしてしまった。
もちろんそんな状況でも、
ユキナは毎日誰かとセックスし、
生ハメ中出しが日課だった。
上司とは疎遠になることもなく関係を続けていて、
ユキナ曰く「そんなことで上司さんが私を嫌うわけないよ」と、
逆に私を不安にさせることを言った。
そして先日、
ユキナがスギモトさんと会っている時に動画が届いた。
「マサ君」
「マサ君に発表があります」
「ほら…これ見て…」
ユキナの手には妊娠検査キットがあった。
印は陽性を示していた。
「ユキナついに父親が誰か分からない赤ちゃんを妊娠してしまいました」
「…(しばらく沈黙)」
「…やっぱり実際にこうなっちゃうと…」
「なんか複雑だね…」
「でもやっぱり産んではあげられないから…」
「この赤ちゃんはおろします」
「明日病院行って正確に診断してもらってくるね」
「…じゃあね」
動画はそれだけだった。
ユキナはその日帰宅してこなかった。
翌日、
ユキナから写真が送られてきた。
妊娠が間違いないという診断だった。
ユキナは帰ってこないまま、
夜に電話がかかってきた。
「おろすのはねあと1ヶ月以内がいいって」
「早い方がいいらしいんだけど…」
「でもギリギリまで伸ばそうと思う」
「でね?」
「おろすのもお金いるけど」
「貯金は使いたくないし」
「でも今もう仕事してないでしょ?」
「だから仕事しようと思うの。」
どうするの?
「リュージさんがね紹介してくれるって」
(嫌な予感がした)
「ユキナね」
「デリヘルするから」
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