ユキナからLINE。
「寝ないの?」
うん…ちょっと眠れそうにない。
(しばらく既読で返事なし)
「嫌いになった?」
嫌いになんかならない。
むしろ嫌われたかもと思ってる。
「嫌いになんかなれないよ」
「でも自分のことが嫌いになりそう」
どうして?
「今日した罰ゲームの時ね」
「あんなに潮吹いてイクなんて思わなかった」
「本気で嫌だって吹きたくないって思ったのに」
「いつもより吹いてイッちゃった」
「私はここまで変態になれるんだって思って嫌いになりそう」
そんなこと言わないで。
俺はユキナのこと愛してる。
「本当に?」
「まだ初めてそんなに経ってないんだよ?」
「あと半年もあるんだよ?」
「それなのにもうこんなになっちゃった」
「私本当に元の生活に戻れるか怖くなってきた」
じゃあスギモトさんに頼んでもう止める?
(またしばらく既読スルー)
「止めたくない」
「今止めたら本当にセックスしか考えられない頭になりそう」
「やれるとこまでやりたい」
分かった。
「嫌いにならないでね?」
分かってる。
ユキナのこと愛してる。
既読がついたあとユキナがリビングにやってきた。
「ごめんね…実は今もうLINEも全部チェックされてるの。」
「だからLINEでも愛してるとか好きとかマサ君に言えなくて。」
「マサ君…愛してる」
「じゃあおやすみ」
ユキナは寝室に戻った。
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