ちょうどそこへ妻が氷を持って帰ってきました。
「氷、おまたせしました」
「あ、ありがとう」
ニヤけ顔をした僕と柴田くんの顔を見て、妻が続けて言いました。
「どうしたの?ヒソヒソ話なんかして、何のお話?」
「いや、なんでもないよ。ね、柴田くん」
「は、はい。なんでもないであります!」
柴田くんが軍人の真似をして大げさに言うので、美咲も笑ってしまいました。
その後、しばらくの間、たわいもない話をしながら僕と柴田くんは焼酎を、美咲はワインを飲み続け、美咲が良い感じに酔が回ってきたので、僕は柴田くんに話をふりました。
「あっそういえば、柴田くん、昔、スポーツインストラクターだったんだよね?」
「はい。大学の時にバイトでやってました」
「じゃあ、マッサージとかもできるの?」
「はい。スポーツマッサージも得意ですよ」
そこで、僕は今度は美咲に話をふりました。
「あっ、そうだ美咲、最近肩がこるって言ってたじゃない、ちょっとやってもらったら?」
「え?わたし?でも、お客さんで来てもらったのに柴田さんに悪いわ」
妻が遠慮気味に言うと、間髪入れず、柴田くんが言いました。
「悪くないです!ぜんぜん悪くなんかないですよ。むしろやらしてください!スポーツマッサージ」
「でも、ね、あなた・・・・・・」
妻がなぜか照れるようにモジモジと僕の顔を伺うので、僕が話を進めました。
「せっかく柴田くんがやってくれるって言ってるんだから、やってもらいなよ。僕もスポーツマッサージってどんなものか見てみたいしさ」
「それじゃあ、ちょっとだけお願いしようかしら・・・・・・」
その言葉を聞いた柴田くんはニコニコしながら言いました。
「じゃあ、さっそくはじめしましょうか」
僕らはダイニングからリビングに移動すると、ソファーの前のテーブルをどかしスペースを作るとそこに美咲を座らせました。
そして、柴田くんは美咲の後ろに立つと言いました。
「では、はじめますね。じゃ、ちょっと失礼します」
柴田くんはそっと妻の肩に手を置くと優しく、その肩を揉み始めました。
「どうですか、強くないですか?」
「は、はい。大丈夫です。とても、、気持ち良いです」
妻はお酒のせいもあるのか、目を閉じながらとてもリラックスした様子でそう応えました。
柴田くんはというと、手は妻の肩を揉むのに集中しながら、目は妻の胸元に集中していました。
正面に座っている僕からはよく解るのですが、柴田くんは妻の肩を揉みながら徐々にワンピースをズラシ、隙間を作ってはそこから、妻の胸の中を必死で覗くように見ていました。
(僕の自慢の妻の胸が上から覗かれてる。きっと丸見えなんだろうな・・・・・・)そう思うと僕はドキドキしてたまりませんでした。そこで、僕は手で美咲の胸の当りを指し、柴田くんにジェスチャーで『美咲のオッパイ見えた?』と聞きました。
すると、柴田くんはニヤッと笑うと、大きくうなずき口パクで『はい!』と嬉しそうに答えました。
僕はあまりの興奮に、もういてもたってもいられなくなって、そっと立ち上がると柴田くんの後ろにまわりこみました。
そして、マッサージを続ける柴田くんの横から顔を出し、妻の胸元を覗き込みました。
すると、想像より大きく開いたワンピースの胸元の中には、白くお椀型をした僕の自慢のオッパイが、先っぽの桜色をした乳首とともにハッキリと見えました。
いつも、みなれている妻のオッパイのはずなのに・・・・・・。
他の男と一緒になって見るそれは、いつも以上、いや、いつもの100倍以上も魅力的で、ジェラシーからくる複雑な感情がよりいっそう僕の心を刺激しました。
そして、もう一度、よくワンピースの中を覗いて見ると、妻のオッパイの下の方には少ないお腹の贅肉が見え、その先には白いパンティーがちらっと見ることができました。
柴田くんがそれに気づいているか、どうかは解りませんでしたが、僕のドキドキはさらに高まり、隣にいた柴田くんの耳にそっと手をかざすと妻に気づかれないよう小さな声で聞きました。
「もっと、見たい?」
僕の興奮はどんどんエスカレートし、もう完全にブレーキが効かなくなってしまいました。
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