お互いが、年末の忘年会でそれぞれが外食でした。
それまでも、忘年会に限らず同様な事で嫁だけが職場の飲み会で
出かける時がありました。その日は、初めて二人で合流する運びとなり
私の同僚とまだ飲んでいる席に嫁が来る運びになりました。
お酒も進み、どちらかと言えば嫁は普段みせない程酔っていました。
仲良く二人で家に帰ると、私から先に風呂に入りました。
入れ替わる様に嫁が風呂を済ませて、寝室に来ました。
嫁の状態を見ると、更に酔いが回った様に感じました。
何かその夜は、いつもと違ったムードというか空気でした。
自然と嫁を抱いていました。 嫁を抱いていた自分が急に今まで理性で押さえていた
妄想を押さえる事が出来ませんでした。 嫁に変に思われる心配や怖さがありませんでした。
今思えば、かなりストレートな質問というか言い方を嫁にしたと思います。
私「俺以外で、気になっている男の人ていないの?」
嫁「どうしたの急に?」
私「正直、どうなのか知りたくて。 別に変な事になっているって疑ている訳じゃなくて、
気になる男の人がいても不思議じゃないかなって思って。」
嫁「いるよ。」 嫁の一言にドッキ!としました。しかっし、嫁が続けて言った男性は
芸能人の名前でした。 単なるファンとして男性の名前でした。 少し、拍子抜けしましたが
私「芸能人じゃなくて、身近な人ではいないの? もしくは、逆に真美の事を気にしてくる男とか」
嫁「一人いるかな…」 私は、その返事に一瞬で更に興奮しました。
嫁を激しく抱いていました。 そのまま
私「一人いるの。 真美が気になる男って誰?」
嫁「私じゃないよ。 向こうが私の事をね…。」
私「向こうが? 真美は気にしないのか?」
嫁「だって、あなたが居るでしょ。」
私「向こうから何か誘われたりしたことがあるの?」
嫁「食事に誘われたかな…。でも行ってないよ。」
私「行ってもいよって、俺が言ったら?」
嫁「急にそんな事言われても…。」
私「真美は嫌なの?」
嫁「嫌とかじゃなく、ダメでしょ…」
私「そうだけど、食事に言って来てもいいって言ったら本心はどうなの?」
嫁「行ってもいいって言われるより、行ってきなさいって言われたら考えるかも。」
私「今度、誘われたら教えてくれる? その時は、行って来なさいって言ってあげるから」
私も嫁も、初めてする会話の内容に酔いしれていました。
計画を経てた訳でもありませんが、そのままの勢いで嫁に妄想していた
思ひを吐きだしました。 絶頂に近くなっていた嫁も心が解放していました。
私「食事だけで終わるかな? その後、誘われたらどうする?」
嫁「食事だけで帰ってくるね。」
私「その後の事も俺がいいよって言ったらどう?」
嫁「だって…。そんな事ダメだよ。」
私「行って来てって言ったら?」
嫁「知らないよ…。本当に?」
私「真美が、嫌じゃないなら行って来て」
私のその言葉を聞くと同時に嫁の返事は無い代わりに逝き果てました。
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