私が家に戻り嫁の表情を見ても何も変わりない態度でした。
当然でした。 今まで嫁の行為に気付かない状態でしたから。
気にはなっていましたが、嫁の行為を目撃する事は有りませんでした。
定期的に嫁とは夫婦の営みがありましたが、その日以来は
嫁を抱いていても、あの時の見た嫁の姿を思い出していました。
仕事をしていても、ふとした瞬間に考えてしまいました。
嫁は、あの時なにを考えながら一人オナニーをしているのか?
私の事を思い浮かべているのか? もしくは、他の男を想像して…?
もしもそうだとしたら、どんな男を想像しているのか?
色々と考えても答えは出ませんでした。
目撃をしてから2ヶ月程経ったころでした。 チョットした切っ掛けで
嫁の真意を確認する展開に進みました。 家を借りている大家さんが
釣りに行ったとの事で、釣れた魚を持って来てくれました。
大家さんは、借家の隣に住んでおり、数年前に奥様を亡くされていました。
お子様も二人居られるみたいですが、就職し他県に居るらしい。
魚だけでなく、近くの畑で採れた野菜も頂いていました。
その日も、いつもと変わらない感じで大家さんと話をしました。
頂き物をしてもらった日は、その材料で作った料理を嫁が大家さん宅に
持って行くのも習慣でした。 魚の煮つけを作り、いつもと変わらず
嫁が、持っていきました。 その時、私の脳裏に浮かんだのは
嫁は大家さんの事を想像して自慰行為をしているのか?
そんな事はないか…。 その日は、その事が頭から離れないまま
夜になり、布団に入っても寝付けないまま気付けば嫁を抱いていました。
その日の私は、いつもと違いました。 嫁に言った事もないことを言って
いました。 自然と出た言葉は、「出張に出かけた時は、いつも秀美の事が
気になって…。 我慢できない時は、秀美の事を考えてムラムラしてるよ」
嫁にも少し反応がありました。 「私もよ…」 少し嬉しくなりました。
こんな会話から次第に嫁の真意を聞き出して行くことが出来ました。
「本当に、俺の事を考えてくれているの? 俺以外の事はないの?」
「ないよ…」
「もしかして、俺の事を考えながら一人で……やっちゃったりしている?」
「そんな事はしないよ…」
「俺は、時々していたよ…」
「そうなの? 私の事を思い出して?」
「そうだよ。 秀美は我慢できるんだ…」
「時々だけど、淋しくなる時はあるよ。」
嫁を抱きながらでしたが、落ち着いた状態で嫁に話しかけていました。
「今度、俺が出張で居ない時は、淋しかったら秀美も我慢しなくていいよ。」
すると、嫁の返事は、「うん。分かった。」でした。
そして、更に発展する日が年末にやってきました。
3日間の出張がありました。 出かける前に、一言嫁に伝えました。
「我慢しなくていいよ。 また、向こうから連絡するから。」
「うん。 いってらっしゃい。」
出張先に着き1日目の夜、嫁に電話を掛けました。
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