昨夜の事を聞くにしても素面で嫁を問いただす勇気が
私にはありませんでした。 夕方、知り合いから連絡が
あり。飲みに出るからと理由を付け一人で飲み屋を転々と
飲み歩きました。 嫁からは、「何時ごろ戻るの?」と
連絡が入りました。 その時に私の感情と気持ちが吹っ切れ
ました。 何時ごろに戻る。だって! お前は、昨夜俺に
嘘を付いて何をしてたんだ!そう思うと、怒りと興奮で
徐々に気持ちが抑えきれ無くなっていました。 タクシーに
乗り込み自宅へと向かってもらいました。移動中、ふと昨夜の
河川敷のベンチを確認したく思い、自宅を通り過ぎた川原沿いで
タクシーを降りました。 昨日二人が座っていたベンチの前に
立ちました。 ベンチを見つめながら、昨夜の二人を想像しました。
ここで、何をしていたのか? 何をされていたのか?
家を出る前は、嫁に問いただす勇気が無かった私でしたが、
興奮というパワーが私に勇気を与えていました。酒の力もありました。
私は、早足で家路につきました。 玄関をあけるまで、正直どんな
方法で嫁を問いただそうか、手段がみつかっていませんでしたが、
自然と嫁を問いただしている自分がいました。 それは、私が戻るなり
不機嫌な状態であった事からでした。 実際は、嫉妬や妄想による
興奮状態でしたが、嫁には私が不機嫌に見えても不思議では
なかったと思います。 少し、暴力的な感じでもありました。
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