翌日も嫁は店に出ました。 土曜日は私が店まで送って
行きます。 昨日の事もあり家に戻った私は、一人で
家飲みをしながら、少し酔ってくると妄想をしていました。
今日は、どんな衣装を着ているんだ?。勤め出して数週間も
経ったし、嫁にもお客さんが付いてるだろうな?
嫁目的で店に来るお客も居るのだろうか? そんな事を考え
嫁を待っているつもりが寝てしまっていました。 目が覚めた
のは、嫁が戻りリビングで寝てしまっていた私を起こして
くれたからでした。 半分寝ぼけていたと思います。
少し続けてウトウトしていました。また嫁の声で目が覚めました。
嫁はシャワーを浴び、出て来たばかりの恰好でした。
布団に行くよと手を引っ張られて行かれたと思います。
布団に移動す間に少し目も覚め、嫁が隣に居る事を実感しました。
寒かったのか、私の腕に抱きついていました。 少しお酒の匂いも
嫁が吐く息からしていました。 自然と嫁を抱き寄せていました。
そのまま、嫁の抵抗も無く嫁を抱いていました。抱きながら店での
出来事など話した事もありませんでしたが、その時は、溜まっていた
私の気持ちが口に出てしまいました。 更に、普段でも今まででも
言った事も無い事を嫁に言っていました。
私「もうお客さんの中で仲良くなった人はできたの?」
嫁「何人かできたよ」
私「良かったね。どんな人?」
嫁「一人は、私より年下の子。」
私「他には?」
嫁「ひろ君よりも上のオジサン。」
私「それだけ?もしかして、気になるお客さんとか
出来てたりしない?」
嫁「気になる事はないけど、優しくしてくれるなって人は
居るかな?」
私「どんな人なの?」
嫁「来るたびにね…。お土産を持って来てくれる」
私「お土産?」
嫁「うん。食べる物だよ…。」
私「もし、その人に食事に誘われたらどうする?」
嫁「どうしようか…」
私「行きたい?」
嫁「ひろ君が怒るでしょ…」
私「いいよて言ったら?」
嫁「それなら行ってもいいかもね」
私「店が終わって飲みに行こうって言われたらどうする?」
嫁「それも、ひろ君がいいって言うなら行ってくるよ」
私「誘われた事あるの?」
嫁「正直、今日誘われた。 けど帰ってきたよ」
私「次、誘われたら行ってくる?」
嫁「いいの? 来週も来るって…。クリスマスだし…」
私「サンタさんだな。」
嫁「クリスマスだよ…。帰ってくるよ…。」
私「いいよ。行っておいでよ。」
嫁「本当にいいの? 今日のひろ君少しおかしいね…」
私もいつもにない理性が崩れていました。
私に抱かれながら、よその男性について話をさせられている
嫁もいつもと違う感覚だったと思います。
躊躇することなく、事の始まりの原因となる事を
嫁に話しかけていました。
私「飲みに誘われるだけかな~」
嫁「意地悪~」 嫁も私の言う意味を理解していました。
声は完全に吐息交じりでした。 私の息遣いも荒れていました。
私「飲みに行くだけで終わらなかったらどうする?」
嫁「そんな事無いよ。」嫁としては、精一杯の答でした。
私「そうなるよ…。」
嫁「そうなるの?」
私「ああ、そうなるよ」
嫁「どうしよ~」
私「その人でもいいの?」
嫁「いやじゃないよ…」
私「誰っていうんだい?」
嫁「なまえ…?」
私「そう。名前だよ…」
嫁「皆は、健二さんって…呼んでる…」
私「そうか。もし今、健二さんに抱かれているって
思うと、どうだ?」
嫁「おかしくなるよ…。そんなのダメだよ…」
私「想像できないか?」
私は、嫁を追い込んでいました。 嫁も理性を保とうと
必死だったと思います。
嫁「これ以上言われたら、変になっちゃうよ…」
私「今は、いいよ。」
嫁「健二さんが…。今ね…健二さんが…」
私「それでいいよ。 健二さんがどうした?」
嫁「抱いて…くれて…。」
嫁を抱きながら、初めて感じる興奮にそのまま二人で
逝き果てました。
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