先に簡単な説明そしておくと、仕事の関係で、何末早目の
休暇開始グループ12月24日~1月3日と12月31日~1月8日まで
休みの2グループがあり、私は早目の休暇日程でした。
その夜は時間も十分ありました。
私「どうだった?クリスマスイベントも終わったね。お疲れさん」
嫁「あっという間だったね。」
気のせいか、嫁の口数が少なく感じました。
私「変わった事はなかった?」 いつもと変わらい質問でした。
嫁「昨日の人が、今日は一人で来店してね…」
私「昨日の人…?」
嫁「うん。ひろ君が連れて来た出張で来ていたって人…」
私「そうなんだ。 それで?」
嫁「明日帰るって…。 今日もエロトークに色々と全開だったよ」
私「へー…。変な事されたんじゃないの?」
嫁「皆のオッパイ指で突いてママにお目玉くらっていたよ」
私「笑えるね…」
嫁「オッパイ星人って、店の子が呼んでた…。」
私「真由美も、餌食になったのか?」
嫁「何回か突かれたかな…。 それと…」
私「それと? 何々、教えてくれよ。」
嫁「怒る?」
私「怒るような事…? 怒らないから…」
嫁「店のお手洗いは、兼用でしょ。 私が中から出てきたら
内藤さんが手洗い場に立ていて…」
私「そう言えば、内藤って言ってたな。 それで…?」
嫁「入れ替わって、店に出ようとしたら…。 後ろから抱きつかれ
ちゃった。 ビックリしたけど、お客さんや皆に迷惑かかると
思って大きな声も出せないでしょ…。」
私「それで?」
嫁「衣装の上から胸をね…。触ってきて…」
私「衣装って、上の衣装は脱いでタンクトップみたいなシャツの状態?」
嫁「うん。 それでね…。横から手を入れてきそうだったから何とか
お手洗いの入口の扉を開けて出て行ったの」
私「昨日の事もあるから、真由美も変に勘違いされたんだよ」
私は、嫁に悟られない様に平常心を装っていました。
しかし、内心は異様な興奮をしていました。 それと、同時に嫁の帰宅
までの空白の時間が改めて気になりました。 私は、冷蔵庫にビールを
取りに行くついでにママの携帯に電話を掛けワンギリしました。
タイミングが良ければママから折り返しの電話が鳴るはずです。
あえて嫁の居る場所には戻らず、流し台の場所でビールを飲みながら話を
続けました。 数分もしない内に携帯がなりました。 それと同時に
トイレに向かいながら嫁にも電話の相手が誰なのか分かる様に話しながら
リビングを出ました。 「ママ、どうもです。それではおやすみなさい」
嫁にも聞こえていたでしょう。 そのまま一旦、トイレを済ませ。
リビングに戻りました。すると、真由美の方から電話の事について尋ねてきました。
嫁「ママだったの?」
私「今日は、助かった。 ありがとうだって…」
嫁「そう。」
私「それとね…」
嫁「それと…何?」
私「いや別に何でもないよ…」私は少し口を濁らせました。
嫁「何々…?教えてよー」
私「まぁー後でね…」
嫁の表情が曇った様に見えました。 そして、話の続きをさせました。
私「それで、後は大丈夫だったの?」
嫁「店の中ではね…。」
私「店の中ではって?」
嫁「なんでか、私が内藤さんを送り出す事になって…。
普段はお客様がエレベータに乗る所までなんだけど
下まで送って欲しいって言い出して、なかなか乗ってくれ
ないし、店に戻るのも遅くなると嫌だったから仕方なく
一緒にのったら…。 そしたら、横から衣装の中に手を
入れられて、触られちゃった。」
この話だけでも私には心臓が爆発しそうな報告でした。
それと、嫁にしても、この時点では、私に報告する精一杯の
事実だったと思います。 しかし、嫁が私に隠そうとした事も
次第に暴露するしかなくなりました。 ある程度、嫁からの
話も聞き終え、私が先に寝室に行きました。 嫁も、それ以上の
話にならないと”ホッ”としたに違いありません。
逆に私は、ベットの布団い入り嫁が寝室にくるまで、あの空白に
時間について、色々な妄想を繰り広げ興奮していました。
嫁が、布団に入ってきました。 嫁に一言掛けました。
興奮のあまり私の声も震えていると言うか、口の中が乾き
上ずっていました。
私「真由美…」
嫁「なに…?」
私「もう少し話を聞かせてくれないか?」
少し沈黙の間ができました。
嫁「ななし…?」
私「ママの電話だけど……」
嫁も何を私が言いたいのか理解しているようでした
嫁「ごめんね……。」
私は、まだ何も言っていないのに真由美が先に謝ってきました。
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