彼女と会ったのは、私は年末休暇に入っていました。
昼間に少し、お茶をする程度でした。 但し、ある意味
内容の濃い話でもあり、私達二人が夫婦になった理由に
発展する分岐てんでもあったと思います。
店の中では、何も無かったかのような普通の会話でした。
店を出て、例の公園近くに来た時でした。 昼間の明るい
公園に二人で足を運んでいました。 日中ということもあり
人が散歩していたりで、夜とは違っていました。
なぜか、2人とも無言のまま公園を一周歩いたと思います。
公園隅にあったベンチに腰を降ろしました。 話を始めたのは
彼女の方からでした。 まずは、・この前は、ごめんなさい。
と言う話からでした。次に、・相談もあります。 相談しても
いいですか?でした。 私は、この前の夜の出来事について
色々と相談があるのかと思っていました。 しかし、まず先に
彼女から受けた相談は、別の話でした。 ・少し前なんです。
ある人からプロポーズされて…。何と、恋愛相談でした。
なぜか軽い嫉妬心も正直湧いてしまいました。一応、話を聞く
事にしました。 相談を聞いている内に確実な嫉妬にかられる
自分がいました。それだけでなく、興奮してしまう自分でもありました。
・実は、スーパーによく買い物に来るお客さんなの
いつも通りレジに並んで会計が終わった時に、手紙を渡させて…
手紙を読むと、簡単に言えば、付き合って下さい。って事が
書かれていて…。
・それで、返事はしたの?
・まだです。
・気持ちは、どうなの?
・普段は、お客様として会話をしてただけですが、見た目も普通だし
変な男性には見えないし…。
・それで…?
・それで、結局は翌日も手紙を渡されて、一度電話でいいから
話がしたって…。 先日、彼が店に来た時にメモ用紙で
返事は返しました。
・どうする事にしたの?
・非通知でいいなら私から電話を一度します。って返事した。
暫くすると、また彼が商品を一つだけ持ってレジに並んで
手紙を渡されました。 明日、電話待ってます。って…
・それって、今日だよね? それで、電話はしたの?
・まだです。 その前に、○○さんに相談というか…
話をしておきたくて…。
・そうなんだ。それで、どうするつおりなの?
(嬉しくもあり、彼女の決断次第では嫉妬もありました)
・もし、断るにしても約束したから電話はしようかと…
それに、約束通り電話をしないと、また店に来て手紙を
渡されても困るから。
・それもそうだね。
(私も、彼女が電話を掛ける事を止める理由が出てきませんでした)
・それと…
・それと…何?
・この前の夜と言うか…。 正直、何となく記憶が有るとこも
有るけど、何って言っていいか…。 チョット恥ずかしいから
聞いにくいけど…。 勇気を出して聞きたいから教えて欲しい。
・どんな記憶があるの?
・飲んで、○○さんと一緒に居た事。 多分だけど…
どこまで、どうなったか分からないけど…恥ずかしい
事があったと思う。
・じゃー分かった。 正直に話すから、今日だけど
彼に電話した後、どうなたか報告してくれる?
(私は、彼女に条件を出しました。 その時は、単なる条件のつもり
でしたが、その条件が思わぬ展開の切っ掛けになりました)
・はい。 分かりました。 また、連絡します。
そんな会話をした後は、お互いが一旦公園を後に別れました。
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