30分後彼女から返事が来ました。
「胸見ます。俺君さすが。」
「しゃちょーチャラいよ。話聞いてると面白いけど、かなりチャラい(笑」
「ごはん食べ終わったらお風呂入って早く寝ちゃうね!寝たらこっちのもんでしょ!なんか疲れちゃった。」
なんだか彼女を遠くに感じそうになってしまったので、自分はすぐ電話をかけました。彼女はLINEの途中だったのか、すぐに電話に出ました。
食事は大広間で食べているらしく、彼女はその時お手洗いにと席を立った所でした。思っていたより上機嫌でしたが、シャチョーがかなりのプレイボーイだったことと、胸元を見られたことでかなり取り乱していました。
シャチョーはジムにも通っているらしく、そこそこ鍛えているとのことでした。
正直その時点で、僕は心底彼女のことが心配になり、出来ることなら今すぐ助けに行き、抱きしめたい気持ちになってしまいました。普通にまだ彼女に恋をしているのを感じました(笑。
ただし、こんなチャンスは2度とないことも分かっていたので、声のトーンも明るく上機嫌な彼女に(多分少し酔ってもいたのだと思いますが)、勢いで提案をしてしまいました。今考えても良く言ったなと思います。
「でも~ちゃん楽しそうだよね?こっちは明日も仕事なのにさぁ!」
「あはは!ごめんねぇ!」
「いやいや、いいんだけどさ(笑。その代わり一つだけお願いしていい?」
「なにー?怖いんだけどー!(笑」
「社長とさぁ。」
「んー。え、お風呂とかやだよ!(笑)。俺君変な妄想ばっかなんだもん!」
「違う違う!そんなこと言わないよ(笑。でも妄想に付き合って欲しいのは当たり。社長のね、肩もんで、そのお返しに肩揉んでもらうだけでいいんだ!お願い、それだけやって来て!」
「やだよぉ!肩揉むのは良いけど、揉まれるのは気まずいよー!」
「お願い!それだけでいいから!お風呂でお背中流しましょうか?とかやらなくていいから!あと、普通に良い娘だって思ってもらえて仕事も上手くいくかもしれないじゃん!」
「なんでそんなにシャチョーと仲良くしてほしいの?(笑)襲われてもしらないからね!」
「それは困るけど(笑)でもお互い肩揉みくらいならそんなんならないと思うよ?シャチョーも大人なんだし!」
「それはそうだけど。でもやっぱ揉んで下さいとは言えないよー。揉むだけね!じゃあそろそろ戻るね!また連絡するね!」
そう言って彼女は電話を切りました。僕はもうやるだけの事はやったと、変な満足感に浸りつつ、夜どんな連絡が、来ても良いように、コンビニに買い出しに行きました。今思うとホントバカだったなと思います(笑
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