バツイチである事は、告白しましたが、別れた本当の
理由や元嫁を思う気持ちは言えませんでした。
別れた理由は、適当に説明しました。嫁からの質問で
「今は、彼女とかいないのですか?」この質問に対し
私「いないよ。ところで、真由美ちゃんは彼氏とかは?」
嫁「いないよ。いたら一人で正月を過ごさないよ。」
私「そうか。けど、俺でごめん。」笑いながら、謝った。
こんな会話から嫁の過去について話が進みました。
私「ご両親とか、正月に帰っておいでとか言われないの?」
嫁「私、両親が居ないの。 祖父母に育ててもらったの。」
私は、何も考えずに普通の質問をしたつもりでしたが、
気まずい質問をしてしまったと反省しました。
その日は、それ以上の事について、嫁の過去を聞く事はありません
でした。 正月休みも終わり新1年がスタートしました。
嫁とは、何も無いままメールや電話で時折会話をする仲でした。
その間も、私は元嫁の事を妄想する日々の繰り返しでした。
嫁と関係をもつ切っ掛けとなったのは、正月から半年たった頃でした。
その日まで、嫁とは二人で会う事は無く、時々かわすメールと電話での
やりとりでした。 久し振りに二人で会う事になったのは、嫁からの
メールの1文からでした。「今度、飲みにつれて行ってくれまっすか…」
私が知っている嫁は、アルコールが飲めないという情報でしたからビックリ
しました。聞けば、今年で二十歳になり職場の女性先輩が誕生日会を
してくれて、そこでアルコールデビューしたとの事でした。
私は、なるほど!と理解をし、食事も兼ねて会う事にしました。
遅くなりましたが、誕生日プレゼントも準備して渡しました。
久し振りに会い、ある程度のアルコールも入ってきた頃に、あの日は
嫁の過去に触れる事を辞めましたが、嫁の方から次第に自分の過去について
話をしてくれました。 話の初めは、「まだ、彼氏とかはできないの?」という
私の質問からが、過去を語る流れになりました。
嫁「彼氏は、まだ出来ないよ。 それに…」
私「それに…。なに?」
嫁「私、男の人を受け入れられないの。」
私「なんで? 自信持っていいよ」
嫁「ありがとう。けど、チョット理由もあるかな」
そんな会話が進むにつれ、話を聞いていると深刻な理由でありそうだと
感じました。 一旦、店を出て話題を変えようとしました。
週末という事もあり、翌日はお互いに休みでもありました。
嫁が私の家に寄る事になりました。 帰り道、コンビニで口直しの
ジュースも含み飲みたいと思うアルコール類も購入し私の家で飲み直し
となりました。 暫くテレビを観ながら飲んでいると嫁の方から過去の話を
切り出してきました。私なりに気を使って話題を変えて触れづにいたのに
嫁からその話に触れてきたので、ビックリしました。
その話は、今まで誰にも言ってない事も話を聞いて分かりました。
嫁の過去を聞いて行く内に可哀想にも思えました。また、今まで誰にも
話した事の無いこんな話を私にしたのか?それの理由も嫁が言ってくれました。
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