半年前とは、新年の挨拶で連絡をしたままでした。
私「お父さんは手紙を読んで理解してくれた?」
嫁「こっちに来て暫く連絡をするのが怖くて…。父の返事を
聞くのが怖かったし、私の事を嫌いになってないのか?
それを思うと私からは連絡が出来なかった。 連絡は、
父からありました。 手紙でした。 保存食とお米を
送ってくれました。 箱の中に手紙が添えられていました。
元気でやっているか?から始まっていました。便箋の2枚目に
私の事が書かれていました。 あの日は、ごめんね。と
書かれていました。 嫌いにはなっていない事も分かりました。
あの事については、手紙の最後に 父の気持ちはが書かれて
いました。 よく考えてみるから。と、返事をくれました。
今年の正月に帰省しようかと思ったけど、父からの答も
まだ聞けなかったので、帰省しませんでした。 答えを
聞かなくても戻っていれば何か進展があったかも知れません。
こんな相談をして変だと思うけど、いいですか?」
私「なんだい?」
嫁「どうしたらいいですか? このまま返事を待つしかないですよね」
私「お父さんの方からは、言い出せにくいと思うよ。返事を
待たなくても一度戻ってみるのはどう? そうすれば自然と答えが
出るかもしれないし。 今では、お酒も飲める様になった訳だし
俺とじゃなく、今日みたいに、お父さんと晩酌してみれば?
お酒の力も借りて、どんな結果になっても、お酒の制にすれば
お互いに気が楽かもしれないし。 いいアドバイスかは自信ないけど」
嫁「飲んだ勢いでって事ですよね。 考えてみますね。
それと、もう一つ相談と言うか、お願いが…」
私「お願い? 俺で聞けるなら…」
嫁「教えてほしい…」
私「教えてほしい? 何を?」
嫁「まだ男性をよくしらないの。 正直、父に指で胸を触られた
事が、唯一の経験です。 私、何を言ってるんだろう…」
そう言うと、また酎ハイに手をやり一気に飲み干しました。
まさかのお願いごとに、私も返事を返すのに間がありました。
女性の方から言ってきた事を無視するには抵抗がありました。
ましてや、事情をしってしまった事もありました。
最後の大切な一線は超えない事をお互いの条件で、引き受けました。
というよりは、お互いが納得しました。
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