嫁「色々考えたけど、実行に移せたのは就職先が決まり
こっちに来る二日前。 それまでは、妄想どまりでできなかった。
私の事を女として見てほしいと思っていたから、丁度週末で、父も
飲み会があって帰って来るのが遅いって分かってたから…。 いつ父が
帰って来てもいいように準備していた。それまで、部屋で一人色々と
考えていた事を…。今までは、毎日顔を会わすので、怖くて出来なかった
けど、明日には家を出て顔を会わせなくなる今しか無いと決心した。
父が帰って来るのを待っている時間、ドキドキが止まらなかった。
本当にいいのか?自問自答もしました。 私が、した事は…。」
さすがに、嫁も言葉を詰まらせました。
嫁「父は私の体に興味があるのか?確認しました。 リビングに寝転がり
タオルケットを羽織り寝たふりをして待ちました。その時、下着は付けづに
着ていたシャツを胸が見えるあたりまで軽く捲った状態で、恥ずかしいので
顔は、タオルケットで隠すようにしていました。 父か戻ってくるであろう
時間の間、同じ格好を何度も繰り返しては、何が起こるのだろうか?
自分がしている事の怖さと期待の入り混じった気持ちで待ちました。
父がとうとう帰って来ました。玄関を開ける音がしました。急いで、何度も
繰り返した体勢(格好)になり父がリビングに入って来るのを待ちました。
父の足音、リビングの戸が開く音が聞こえました。 時間はハッキリ分かりませんが
数分だったと思います。 幾ら待っても父が私の近くに来ている様子は感じませんでした。
父が私の名前を呼び掛けて、途中で声が小さくなるなるのを感じました。
ドッキとしました。タオルケットで顔を隠していましたが、父が近づいて来ているのが
物音で感じ取れました。 静けさだけが部屋中に感じました。父は、間違いなく
私の側まできていました。その時、父の指が私の肩を軽く押しました。 小さな声で、
私の名前を呼びました。 寝たふりをしているので私は返事をしませんでした。
すると、今度は、少し強めに私の肩を手で揺らしました。 父には、私の胸が見えている
はずでした。 私は、それでも父は私には女性として見ないのかとドキドキ感も少し薄れて
きた頃でした。 父の指先が私の胸の先に触れるのが分かりました。
正直、彼氏も作らずでしたし大人になった自分の恥ずかしい体を見せるのも父が初めてでした。
このまま父に捧げてもいい覚悟もありました。 私の体に興味を示してくれた事が嬉しかった。
それから…。」 嫁も一気には私に説明しきれませんでした。 言葉を選んでいる様に感じました。
私「お父さんとは、願いが叶ったの? 嫌な思い出なら無理して話さなくても…」
嫁「今しか話せないと思うし、聞いて欲しいと思ったから…」
私「ここまで聞いておいてだけど、本当に俺でいいの?」
嫁「自分でも何でかは理由は分からないけど、聞いて欲しいと思う」
私「分かった。」
嫁「それと後、相談もあるけどいいですか?」
私「話を聞いてから、相談があるなら言ってごらん」
嫁「ありがとございます。」 嫁の飲むスピードも上がった様に感じました。
カクテルの酎ハイをグイグイと一気に飲み干し話を再開しました。
(あの時の嫁は、確かこんな状態で私に話をした記憶があります)
嫁「私って、最悪な女ですね?」
私「大丈夫だよ」 ロレツも少し回らない嫁でした。
嫁「父は、私の胸を指で軽く触れては少し時間を空けて又触れるを繰り返しました。
私も初めての感覚でした。 そのまま私ほ方から父に抱きつこうかとも
考えました。勇気がありませんでした。 じっと寝たふりをしたままで居るしか
私には出来ませんでした。 私の胸に触れてくれた事だけでも私を女性として
認めてくれたのだと思い嬉しかった。 しかし、それ以上の事はなかったの。
父は、タオルケットを掛け直してくれ、そのまま自分の部屋に入っていった。」
私は、気付けば父との事を考えながら暫く眠りについていました。
翌朝、父と顔を会わせても何も無かったかのよう時間が過ぎました。
昼を回り、いよいよ私が出発の時間が来ました。 昨夜、私は父に手紙を書き
家を出る前に渡しました。 昨夜の出来事も含め私がした事の謝罪も含め
嬉しかった気持ちも伝えた手紙を書きました。 次に家に戻った時は、パパお願い…
と、告白したままです。まだ、実家には帰ってません。」
私「もう、2年程帰ってないの? 連絡はしてるの」
嫁「半年前にしてから、その後はしてない。 」
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