嫁「イケナイ事だって思う事は、二つあるの。 一つ目は、
ラインの友達から始まり、こうやって信也君と話を
している事ね。 二つ目は、イケナイ事というか、
ヤバイなって思う事ね。 職場の上司との事なの。
今年の花見でお酒も入ってたと言えば言い訳になるけどね。
週末で、夜の花見職場の皆でして、2次会で飲みに行ったの。
そして、3次会はカラオケで終了。 帰りのタクシーで、
帰る方向が同じ人が乗合になって、最後に残ったのが私と上司
だった。 私の方が先に降りる順番だったから近くのコンビニで
降ろしてもらったのだけど、上司も一緒に降りてきた。
後で後悔して、不自然な行動だと思ったけど、その時は何も
思わなかった。 上司は、近くにコンビニが無いから自分も降りた
と言ったの。 お互いが買い物を済ませて店の外で少し立ち話になって、
正直、早くその場から立ち去り帰りたいとは思ったよ。 上司という事
もあって、話に付き合った。 もう少し飲み直そうと誘ってきたの。
そこで、お断りすれば良かったけど、出来なくて…。 近くの開いていた
居酒屋に移動して暫く飲んだ。 上司は、年配の方で、独身貴族。
変な噂も聞いたことが無かったから安心もしていた。 信也君も知っての
通り、旦那は単身赴任中で、上司もその事を知っていた。 お酒も飲んで
いたから、普段話さないような事も話したと思う。 チョット下ネタ的な
話を振られたのも事実かな。 慰めてくれるような話をしてくれた。
・単身赴任で一人は、厳しいね。・自分が会社の上司なら、残してやった。
・何かあればいつでも相談しておいで。・旦那に会いに行く時は、言いなさい
休暇の許可は出してあげるから。色々な、励ましの言葉なんかも掛けてくれて
嬉しくて、気が付いたら泣いていたよ。 それから、段々と気を許してしまう
様な事も言われちゃって。・俺だったら、最低でも月に1度は、帰ってくるよ。
・こんな可愛い嫁さんが居るんだから心配もするしね。そんな、上司であり
男性の気持ちを聞いて、少し寂しうなった。 更に、少し不安になるような事も
話された。 ・男は、飲みに出ればストレス発散できるよ。・今日だって、
飲みに行けば、店に女の子がいただろ。etc…。 私の気持ちも色んな感情が
湧いてきて、訳が分からない涙が出ていた。 そのまま店を出たの。 少し
歩いた場所に公園があって、公園のベンチに座り気持ちを落ち着かせていたら
上司が頭をポンポンって軽く叩いてくれた。 そしたら、もっと涙が出てきて…
気付いたら、上司が私の肩を抱いて頭を撫でてくれていた。 上司が唇にキスを
しようと顔を近づけて来たのは分かったけど、なにも意識せず私も受け入れていた。
途中で、ダメ!って自分の頭の中で思ったけど、体が拒否しなかった。
周りも薄暗かった。 そのまま上司の手が私の胸に触れた。 服の中にも手を
入れられ、私的には抵抗したつもりだったけど、抵抗したつもりと自分でも
言い訳程度の抵抗だった事は認めるしかないの。 直接、胸を触られ、これ以上
は、私もブレーキが効かなくなるどうしよう?と気持ちが揺らいでいた時に、
人の話し声と、足音が聞こえたの。 お互い、少し離れた。 公園の外を数人の
グループが歩いて行った。 おかげでと言うべきなのか、分からないけど、
その間が、結果的にブレーキとなったの。 その後は、おやすみと言って、
上司とは帰りました。 休み明けに上司と顔を会わせる時に、どうしようか?
と、悩んだけど、今も何も無かったかの様に職場で顔を会わせたり話もしているの。」
嫁から送られてきた内容を読んで、何をやっているんだ!という気持ちと、確かに帰ろうと
思えば月に1度位は帰れたかもしれない…。 それなのに、現実の話を知って興奮もして
いる自分がいました。 人が来なかったらどうなっていたのか? 質問してみました。
信「マジですか! けど、人が来なかったらどうなってと思う?」
嫁「場所が場所だったからどうだろう?」
信「ブレーキは効いてました? もし、公園とかではなく、ホテルじゃなくても
大丈夫な場所だったらどうでしたか?」
嫁「正直、ブレーキを掛けれていたか自信ないかも」
信「と、言う事は、もしかしたら最後まで…の可能性もあった?」
嫁「イケナイけど、そうなったかもしれない。」
信「けど、今後も可能性があるんじゃ?」
嫁「だから、今のところはね。って事なの。」
信「なるほど。 何か進展ありそうなら教えてくれる?」
嫁「教えるというか、相談にのってもらえる?」
信「いいよ。 けど、リアルな話ってあるんだね。」
こんな話を信也として、夜遅くまでしました。
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