なんと、進展があったのは、直ぐの事でした。
正月休み残り二日の朝でした。 信也の携帯に
嫁から連絡が…。
嫁「おはよー。先、連絡があって…」
信「旦那さん?もそかして、あの上司?」
嫁「そう、上司の曽我さん」
信「曽我さんて言うんだ」 私も名前を聞かされビック!
嫁「あっ! 上の名前言っちゃった。」
信「それで?」
嫁「故郷に帰省していたらしく、お土産があるからって…」
信「どうするの? 新年早々もしかして…」
嫁「そんな事ばかり考えてないよ。」
信「ごめん。ごめん。」少し、嫁を怒らせてしまった思いました。
嫁「けど、自信ないのも本当の事…」 怒っていると思うだけ馬鹿げていた。
信「旦那さんが居るからって、断れば?」
嫁「お土産の話をされる前に、少し話をして…」
信「それで?」
嫁「先日、単身先に戻ったって言ってしまたよ。」
信「このさい、会っておいでよ。」
嫁「そんな~」
信「それなら、やめておいた方がいいよ。って言ったらどうする?
やめる? 」
嫁「それは~…」
信「でしょ~。 何時から、どこで会うのか次第だと思うけど
嫌でなければ行ってくれば」
嫁「また、連絡するけど話を聞いてくれる?」
信「了解。」
新年早々、嫁の出す答えは? 多分、行くのだろう。
予想は的中でした。 夕方から会う事になったと信也携帯に
連絡がありました。 こんな予想、誰でも当たるかも。
それなのに、私の中では、ドキドキが止まりませんでした。
普通では、理解できないかもしれませんね。
私は、単身先にきてから愛人すらできる可能性も無い状態でした。
女性は、簡単にそういった環境を手に入れる事が出来るのでしょうか?
それなら私にだってチャンスがあってもいいのでは?
もしかすると、目の前にあるチャンスに気が付かづ、見過ごしているのかも…
幾ら考えても、私には現実から逃げる事は出来ませんでした。
それどころか、嫁に対して、期待をしてしまうダメ夫になってました。
けど、それで嫉妬し興奮してしまうのです。理解できる方だけでも
ご理解して頂けたらと思います。 普通じゃないですね…。
私も、その夜は嫁に連絡するのを我慢しました。
信也用の携帯に嫁から連絡は有るのを待ちました。
結局、嫁から信也用の携帯に連絡が有ったのは、翌日の
昼前でした。 信也とのやり取りは省略しますが嫁が報告して
来たことを、簡単に説明すると以下の内容でした。
・夕食をした。
・お酒を呑んだ
・一杯飲んで、自分を忘れる努力をした
・酔った
・途中、これ以上飲んだら歩けないって思った
・一層の事、早く抱いて欲しいと思った
・どこのホテルに入ったか覚えていないけど、部屋の中に居る
事は分かった。
・体に力が入らない位、酔ってた。
・一緒にお風呂に入った
※ その時に、アンダーを全部…。拒否したと思うけど
今見ると、何もないの。 今更だけど、どうしよう…。
・知らない間に寝てた
・朝になって目が覚めたら、体中が重くて…
・結局、その後も抱かれてイケナイ嫁どこで無いと…
この様な内容で報告があった。 アンダーが? なんということか。
途中、「ご主人に、電話するか」と言われた記憶があるけど、多分
それはしていないと…。 電話履歴見たけどしたなかったから。
その後も、同じ事が数回繰り返されました。
嫁と信也の間では、ラインだけの会話を条件に二人の関係を作ってきました。
なぜなら、信也は私ですから。しかし、こんな事が繰り返される内に、
騙された振りをして、本当に男に抱かれている時もあるのに
夫として、嫁の声を聞くには限界を向かえました。
今年のゴールデンウイーク(単身して二年目のゴールデンウイーク)に帰省
する前に、いつもの出来事がある予兆がありました。 私は、信也として
信「ライン通話で、その時の声というか音声だけでも聞かせてほしい」と
嫁に、お願いをしてみた。 嫁も一度は悩んだ
嫁「今まで、電話で話した事も無いし…。」
信「分かってるよ。 携帯を切り忘れて旦那さんに聞かれてしまったって
想定でお願い。 考えてみてよ」
嫁「考えてみる。今まで、色々相談に乗ってくれたし、私の事で
信君も満足してくれているみたいだからね。」
信「ありがとう」 私は、OKの返事を待ちました。
当日、嫁から「分かったよ」の返事をもらいました。
方法は、ホテルに入り、上司の隙を見てライン通話にするでした。
深夜遅くに携帯に着信が…。 初めてのライン電話からでした。
興奮して、我慢をタップし通話状態にしました。
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