お互いにカミングアウトする事を嫁も承諾しました。
1ラウンドが終了し、天井を見上げ嫁を腕枕した状態で
話を始めました。 まずは、今でも嫁の事を愛している
という気持ちを伝えました。そして、順番に説明しました。
・初めは、自分以外に付き合った男性が誰なのか気になった。
・自分の知っている男と付き合った事があるのか
・その男がいたとすると、関係をもった事はあるのか
・そんな事を考えていたら、抱いても嫉妬で興奮していた
・自分以外の男に抱かれたら、どうなるのか妄想していた
・自分が知っている男に抱かれて欲しくはないが、知らない
男になら抱かれてもらっていい。 そんな姿を見てみたい
「今は、そんな事を考えてしまっている。 ダメな事だとは
思っているし、嫌いになった訳でも無い」
上手く説明できませんでしたが、それでも嫁なりには私が
何をいいたいのか分かっていました。 ある意味、女性の方が
ストレートに表現するのだと思いました。 もしくは、私の
話を聞いて、嫁自身も開き直った事と嫁も思っている事を言える
チャンスだったからかもしれません。
「私の事を愛してくれているのが分かったよ。 愛しているから
嫉妬というか、そんな事を考えてしまうって事よね。
要するに、私が男に抱かれているのを見たいって事でしょ。」
「まぁーそう言うことになるな。 けど、嫌いになった訳じゃないから。」
「それは分かるよ。 近頃、私を抱いてくれている時に色んな事を
言ってたから、何となく分かってたよ。どんな事を私に聞いてきた時に
興奮しているのかも伝わっていたから。」
「俺が、どんな事を聞いた時に興奮してた?」
「う~ん。 例えば、私の過去についてかな。よく言ってくるのが
幸君の知っている男と関係をもった事があるのか…。
そんな時、凄く興奮しているのが分かったよ。 私も、そんな事を聞かれて
感じていたのは幸君も分かる?」
「そうか。分かっていたんだ。 それと、真由美も感じていたのは
伝わっていたけど、そんな俺の言っている事が分かった上で、感じていた
とは知らなかったよ。 そんな時は、真由美も俺と同じように
昔の事を思い出したりした?」
「正直、思い出しってしまった時もあるよ。けど、思い出してしまう様な
事ばかりを幸君も言うから、そんな気がなくても思い出しちゃうよ。」
「改めて聞いていいか?」
「いいけど、何を?」
「俺の知っている男と関係は…」
「あるとか、無いとかは別として、本当に答えて欲しいの?
聞いて嫌になったり、何を期待しているのか分からないけど
正直に答えて大丈夫…?」
「知りたいから。 嫌いになったりしないよ。」
「じゃー。有るか無いかから言うね。 多分、幸君も知っている人だと
思うけど、有るよ。」
「そうか。有るのか…。 それと、多分俺も知っている人なのか…。」
「言っとくけど、幸君と同じ会社の人じゃないからね。」
私と、同じ会社の人ではない。話を聞いて、少しだけホッとしました。
しかし、男と関係が有るという事実は、分かりました。
結婚前の出来事なので、浮気ではありませんが、ただ私と付き合っている
間に関係があったのか? そこが気になりました。
「その男って、俺と付き合っている時に関係は…?」
「それは、流石にないから安心して。 その人と関係をもっていた頃は
私もどうかしてたのかもね。 けど、幸君と今こんな話になて思ったけど
正直、同じような事を彼からも聞かれたと言うか、一杯言われてたな。
って思うの。 幸君が言っている事が分かったのも正直そんな経験が
有ったからかもね。」
私は、この時点で嫁のカミングアウトは私の質問にたいして
過去の自分について正直に話すことなのかと思っていました。
しかし、それは単に私の質問に答えただけで、嫁からのカミングアウトは
別にありました。
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