嫁の欲求はある程度満たしていたと思いますが、私の妄想は
膨らむ一方な日々が続きました。 相手も見つけられない状態で
変かと言えば、嫁を縛って野外に出ることにチャレンジするように
なっていました。 それでも以前よりも刺激のある生活になっていました。
連休のある休日に山の中にあるログハウスのペンションに泊まりで
旅行に行きました。 夏の暑い日でした。 涼を求めての事でした。
そこで、嫁と一つの考えが浮かびました。 普段生活している場所から
少し離れた所に、豪華な別荘までとは言わないが、今回の宿の様に
日常生活から離れられる場所もあれば楽しいな。でした。
当然ですが、旅行中も嫁と刺激のある楽しみをしました。
なので、お互いが別荘の話題に盛り上がりました。
普段住んで居る1軒家の賃貸住宅では隣の家も直ぐ横です。
少し近隣の目を気にしながら楽しんでいました。 宿泊したハウスは
数メートル間隔で建物も離れていました。 出来れば、自分たちだけの
ハウスしか無ければな~と思いました。嫁も同じ考えでした。
そんな事があり、旅行から戻ってからは二人で色々な計画をたてました。
・いい場所を探す。 (賃貸物件会社に相談です)
・どんな建物にするか
・予算は幾らかかるのか
現実に向けて毎日がその話でつきませんでした。
そして決まった場所は、住んで居る場所から車で1時間半ほどで行ける
少し人里を離れた山の中にある古民家後でした。
周りの環境は、10分も歩けば山道の大きな道に出れる場所で
少し脇道入り来るまで1分程の場所です。 30分も来るまで走れば
道の駅や小さな商店もあります。 近隣の家は、山道の脇に家が建っており
脇道を入った場所にある私の家は1軒だけでした。
予算を押さえる為に古民家を少しリフォームした程度にしました。
家の中は、シンプルに改造しました。 部屋は3部屋ありました。
元々あった天井は全て無くしてもらい、昔建てられた家だけあり
使用していた大きな柱や天井の梁が見える状態にしてくれました。
その内の1室は、特に何も無い状態にしました。 壁、柱、天井の梁が
剥き出しになった空間でした。 私は、リホームしている時点で色々な
妄想をしました。 この空間で嫁を…。嫁も同じだった思います。
今年の7月に完成しました。 完成を祝って、嫁の友人や私の友人を
招待し、庭でBBQをして楽しみました。 BBQをしながら家の中も見学
していましたが、友人の数名が「納屋もあるんだね。けど、ここはそのまま
なんだ…。」確かに納屋までは手をまわせませんでした。
「古い道具も残っているね…」私も納屋の中を数回は見ましたが
そんなによくは確認していませんでした。 改めて中に置かれている物を確認
してみると色々な道具や物がありました。友人の一人が「今時、こんな滑車が
あるんだな。 この滑車、木で出来ているぞ。色々なサイズがあるし…」
私は、その時は何も思いませんでしたが、後にその滑車が…。
他にも色々と発見しました。 桑や数枚の瓦等…。
その日は、友人たちも夜には戻りました。私達夫婦は1泊して…。
それから、毎週末になあると購入した家で生活しました。
※元投稿はこちら >>