私は聞き返す気力がなくなっているのに、男性は逆に雄弁になってまくしたてた。
「2回目が終わって、今度こそキスしようと顔を近づけたら、女の方から舌を入れてきたのには驚いたよ。あんなにキスを嫌がっていたのに。女って逝かせたら変わるよなあ。それどころか、自分からしゃぶりだして3回目ってねだってくるんだぜ。2回連続の射精でフニャッてた俺の物を乳房まで使って奮い立たせてくるんだ。まあ、俺のSEXを知ると女はみんなこうなるんだけどね」
(妻がパイズリ?私にパイズリなんてしてくれたことないのに、この男には披露したんだ)
男が話す女は私が知っている妻ではなかった。身体を貪り合うオスとメスだった。
「あの女、上に乗ったら激しかったぜ。これでもかってくらい腰を打ち付けてくるんだ。百戦練磨の俺もちょっと引いてしまったけど。イイ女がこれほど淫乱だと可愛く見えてくるってもんだぜ」
私が自宅で妻を心配して心を痛めていた時間、妻はこの男のマンションで我を忘れるほど身体を貪り合っていたなんて。この男が人妻は1発だけじゃあダメという言葉が神の声以上の説得力を私に与え、ポキンと心が折れた音が聞こえたような気がしました。私は放心状態になり、男の話もうわの空で聞いていました。
「4回目が終わって・・・・」
(ん、4回目?いつの間に?)
男が私のグラスにビールをついだとき、我に返りました。
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