妻はフェラしておりました。
AVのような激しい音ではありませんが、ぴちゃぴちゃと何かを舐める音、時折ブポッと小さくはっきりと聞こえました。
男が溜め息まじりに、『おぉ~…』と何度も言っていました。
悔しくて悲しくて膝がガクガクして立っていられなくなった私はよろけながらその場にしゃがみ込みました。
リビングのドアを蹴り破って男をボコボコにしてやろうという思想は全くといっていいほど皆無で、ただただ失望するだけでした。
何もかもどうでもいい気持ちになっていると、口での音が止みました。
私は心の中で『はい、恐らく次はセックスですね、どうぞ~』ともう止めて欲しい気持ちを皮肉りながら考えていると、男の囁き声が聞こえてきました。
『もう少し…あがる?』
そして妻の声、『ん…』
『あ…うん…もうちょっと突きだして…』
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてと、
心の中で叫びました。
やがて男の溜め息と共にギッギッギッギッという音が静かに聞こえてきました。
妻は喘ぎ声をあげませんでした。
リズミカルな音の間に、男の溜め息が時折聞こえ、
最中に、妻か男かどちらかがテレビを付けて、テレビの音量を少しあげていました。
そのテレビの音の中に紛れ、男の声が段々と大胆になるのが分かりました。
妻を恐らく後ろから突いているであろう音も激しさを伴い始めていました。
初めは聞こえなかった突く音も、パンパンとよく聞こえ、妻の豊満な白い尻をどこの馬の骨かも分からない男に鷲掴みにされ、激しく責められていると思うと、自然と涙が溢れました。
私は本当に妻を心から愛していたんだなと実感しました。
男の『あぁっ!』という声で、行為が終わった事を悟りました。
そして、数秒後、『きゃー…すごい垂れてる…』という妻の声でゴムを付けていなかった事も悟りました。
妻は最初から最後まで喘ぎ声をあげませんでした。
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