アカネには、
「すまない。
急だが飲みに出ることになった。」
とメッセージを送りました。
アカネ「分かった。
帰り気を付けてね。」
という言葉といつも通りの可愛いスタンプ。
いつも通りとしか思えないアカネ。
手元にはそのアカネだと思われる女の、
私の知らない度を越えた変態な姿を写した写真。
そしてその事情を知るという富永さん。
それらが頭をぐるぐるかき混ぜ、
よく無事に辿り着いたと自分で褒めてやりたいぐらいの状態で、
そのマンションに到着しました。
高層という程ではないマンションが、
数棟並んだうちの1つ、
その最上階の部屋でした。
駐車場には確かに、
富永さんの車もありました。
インターホンを鳴らすと、
富永さんに入るよう言われました。
中に入ると、
その室内には見覚えがありました。
あの写真で一番多く写っていた風景が、
ここでした。
富「飲むかい?」
富永さんからビールを渡されました。
しかし飲む気にはなれず、
手に持って眺めました。
そう言えば富永さんはこのメーカー派だったな。
そう言えば、
このビールの缶を膣内に丸飲みにした写真もあったな。
そんなことを考えていました。
「あれは…
本当にアカネなんですか…」
俯いたまま独り言を吐き出すように聞いた。
富「そうだ。」
富永さんはいつになく静かな声で答えた。
「富永さんが…アカネをあんな風にしたんですか…」
それを聞いた瞬間になってやっと、
明確な怒りを、
殺意と言ってもいい程の激情を覚えました。
顔を上げ、
富永を睨み付けました。
飛び掛かり殴り殺さんばかりの勢いだったと思います。
しかし私はそうすることは出来ませんでした。
富永が、
私を嘲笑するようなニヤついた表情ならば、
もしくは憐れむような悲しげな表情ならば、
そのままの勢いで殴り倒していたことでしょう。
しかし富永さんは、
ただただ真剣にこちらを見つめていました。
それから富永さんはアカネとの始まりをゆっくり話をしていきました。
私が会社のために富永さんのところへ頼みこみに行く以前に、
既にアカネと面識があった富永さんはたまたまアカネのパート先を知ってしまったそうです。
事は知っていた富永さんですから、
さぞ苦労しているだろうなとは思ったそうです。
その後私が富永さんの元を訪れました。
富永さんは、
ある考えを持ってしまい、
そして実行してしまったと言います。
私の会社との取引の再開をチラつかせ、
アカネと関係を持とうと。
富永さんはアカネを一目見た時から、
好意を抱いていたとのことでした。
罪悪感もあり、
上手くいくとも思ってなかった。
しかしパート先を訪れ、
アカネを誘い出し、
話を聞かせた。
アカネは「一晩考えさせてください」と言ったそうです。
もしかしたらその夜は、
私を求めたのかもしれません。
しかし私は断ったか、
もしかしたら遊び相手と一夜を共にしていたかもしれません。
翌日、
アカネから「本当に約束は守ってもらえますか?」と連絡が送られてきたそうです。
そして富永さんは、
アカネを抱きました。
その時アカネは、
パイパンだったと言います。
富永さんは勢いのまま、
生で挿入し、
そして中出しもしました。
アカネは「外に」と頼んできたそうですが、
富永さんが
「もし出来たら金は出す。
それに拒んでいいのか?」
と言うと、
あとはアカネは何も言わなかったそうです。
そして富永さんは約束を守り、
私の会社は立ち直りました。
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