半年もすれば、新人のM君も職場に溶け込んでいました。
現場からの叩き上げから班長になった私は、皆からは
昔のまま「幸兄ー」と呼ばれていました。 M君に至っては、
「○○さん」と呼ばれていましたが、部下の皆は家に来ると
「ようこ姉さん」と呼ばれていました。 家に部下を連れて
来ることに愚痴をこぼしていると言いましたが、私から見れば
「ようこ姉さん」と呼ばれる事で、相撲界で言えば、「おかみさん」
気取りでいたように思います。 場合によっては、 その場を
嫁が仕切っている事もありましたしね。例えば、調子づくと
「○○クン、冷蔵庫の酎ハイ取ってきてー」とか、私がお開きにする
話をだすどころか「ハイ.ハイ。皆~今日はこれで終わりデース。
そろそろ家に帰りなさーい」等と、私の部下と言うよりは嫁の子分
みたいな感じにも見えました。 ある意味、嫁のお蔭もあて部下とも
いい関係を持てていたのでしょう。」 そんな嫁が居るにも関わらず
調子よく好き放題していたのが私でした。 後々、反省する事になりました。
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