自宅に着いた。嫁の肩を抱える様にして中に入った。
責める訳でもなく、何がどうなっているのか。 正直に
話して欲しい私の気持ちを伝えた。 少しずつだが嫁から
話を聞き出せました。 家を出る前に、私が嫁から聞いた
事は全てが嘘ではありませんでしたが、聞いてビックリという
よりは、嫁の事をにどれだけ無関心だったのか。
適当にあしらっていたのかを思い知らされました。
嫁のしていた事に付いても、私も予想すら出来ない事をしていました。
・昨夜、男と会ったのは事実
・男とは、相談している内に関係を持ったのも事実
・そうなった原因は、私にも責任があるのも事実
ここからが、違っていました。
・昨夜が初めてではない。
・男と関係を持ったのは、去年の暮
・嫁から聞く限り、男の話は、こんな状態でも理解してくれる人。
と言っている。
・車の中の会話で聞いた言葉や内容が嫁なりに説明された。
「人妻かもしれないけど、女としてみてほしい」
「私の気持ちを分かってくれる人」
「初めは、彼に対して、そんな意識もしていなかった」
「彼には悪いけど、オジサンだしどう見てもあり得ないと思った」
「M君のこともあり、変な考えをするようになった」
「こんな、ありえない人でも私を抱いてくれるなら」
「ありえない人に抱かえる=犯される。って事を意識しだした」
「彼と初めての日は、年末、あなた2日先に帰省した時。 私から
会えるか連絡をした。 以前からも、彼が私に話しかけていて
意識はしてたから、覚悟はした上で会った」
「罪悪感で興奮した。 こんな男に、と思うと興奮した。
彼と言うより色々な事を想像した。」
「男なんて、外にでたら何人の女と関係しているか分からないよ。って
言われている内に、そうだな。って思った。」
「男は、遊ぶところが一杯あるけど、女の人は、なかなかね。って、
言われる内に、彼のいう事を聞くようになった。 私自身、そうだなって
思った。」
「何回か関係を持つ内に、このまま一人の男しか経験ないのもどうかな~?
って言われて、それも何となく納得した。」
「あなた以外に、俺だけ(彼だけ)で、言いのかって抱かれている時に聞かれた。
あなたが私にした悪戯の事が、直ぐに頭に浮かんだ。 望んだらいけない。
そんな事を望む女って変に思われるから言えないとも思った。
それでも、彼には言えた。 沢山欲しいですって。 嫌われるか、変態扱いされると
思ったけど、彼は違った。 その気持ちわかるよ。って」
「正直に言ってごらんて言われて、抱かれながらお願いしている自分がいました」
「店に行くと言っても無理だし、こんな事を知られたくないから彼に頼るしかなかった」
私は、嫁の言いたい事は何なのか。 分かった様で、分からない部分もあった。
「それなら、何人の男に抱かれたんだ?」一つ質問をした。
「彼以外の人と関係を持ったのは、今年になって。 顔は、見せたくない。という
私のお願いを利いてくれた。 相手の顔も分からない。」
「どうして、分からないの」
「目隠しをされてた。けど、それでも私は良かった。私の願いを
叶えてくれたから。 相手は、彼が紹介してくれた。」
「一人だけなのか?」
「分かった。 嘘をついていてごめんなさい。 本当に正直に言います。
それからは、彼からも連絡が来た。 都合が付けば出て行った。
彼にも何回も抱かれた。 あなたが出張で泊まりが増えてからは、その日は
必ず呼び出された。 私も連絡が嬉しかった。 連泊の出張の日は、続けて
呼び出された時もあった。 あなたも今日、見たかも知れないけど、目隠しを
されて待たされるようになった。 彼も色々考えてくれた。 目隠しは
初めの数人だったけど、プロレスラーがするようなマスクを準備してくれた。
相手もマスクをしていて、その時だけは、自分では無い自分になれた。
今日、逃げ出したのは、あなたには、こんな事まで言ってなかたから
まさかの展開に慌てて逃げ出した。 今月は、初めて彼も参加してくれた。」
「今月って、いつ?」
「2日前。 金曜日あなたが帰って来る予定だったから木曜。」
「3人でなのか?」
「ごめんなさい。 もう隠す事は何もありません。 3人です。
それが、初めてです。 昨日は、あなたから連絡があって彼に伝えたら
会ってもらえる事になったから、食事に行った。 後は、今日話した通り。」
「俺が付いて行ってなかったら、もしかして、あの流れで……。」
「分からないけど、多分彼の言う事を利いていたし、受け入れていたと思う。
そして、あなたにも嘘をまだ付いていたと思う。」
嫁の説明は聞いていましたが、受け止めきれませんでした。 それどころか
全てを告白できる解放感で嫁の態度も変わっていました。 まるで、こんな私を
見て下さい。と言わんばかりの表情と喋りでした。 私は、そんな開き直り解放感に
満ち溢れた嫁を見て、私なりの無茶振りをしました。
「それなら今から、また彼に連絡してみろ。 出来るのか?」
「出来ます。」 即答でした。
「俺が言ったから連絡するのか? お前は連絡したいのか?」
「私が連絡したいです。 お願いします。連絡させてください。」
その言葉を聞いた瞬間、私は嫁を押し倒し、来ていた物を破るように剥ぎ取りました。
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