当然ですが、よからぬ事を想像しました。 私に内緒にしてまで
宅配ピザを注文するには何かあるはず。 1週間、昼休み時間になると
自宅玄関の確認が出来る場所で張り込みをしました。
張り込みといても昼休み時間中なので、30分が限度でした。 注文するで
あろう曜日に2週間(2回)張り込みをしましたが、確認はできませんでした。
嫁が、風呂に入っている間に残飯袋の確認をするようにしました。
昼休中の張り込みでは、確認できませんでしたが、残飯の確認をする限り
紙に包まれたピザが廃棄されていました。 間違いなく、宅配している。
1日張り込みをしないと確認は無理でした。 1日張り込みを実施しました。
曜日は確定していたので、直ぐに確認が出来ました。 私が、確認した時間帯は
2時半頃でした。 ピザの宅配バイクが来ました。 心臓がドキドキしました。
私の想像を裏切りました。 玄関の扉が開き、配達に来た男性が中に入りました。
扉も閉まり、この後どうする考えている間の出来事でした。 時間にして、2分も
経っていたでしょうか。 男性は出て来ました。玄関から出ると向きを変え、
お辞儀をして帰っていきました。 少し時間を空け、理由を着けて自宅に帰りました。
「体調が悪くなったから、帰っている。 もう着くから玄関の鍵をあけておいてくれ」
嫁に連絡をした後、3分ほどで家に帰った。 リビングの戸を開けるとピザの匂いがした。
軽く周りを見渡したが、ピザらしき物は有りませんでした。 すると、寝室から嫁が直ぐに
出て来た。 「大丈夫?」ピザを確認できませんでした。
それよりも、キッチンに立っていた嫁の服装にビックリした。
少し動揺したが、「横になるから」と言い寝室に行きました。
今の恰好はなんだ? 明らかにブラは付けていないだろう。 確かに、嫁の乳首の突起が
Tシャツ上からも確認できた。 目の錯覚では無い。 気持ちを落ち着かせ、リビングに戻った。
「水をくれ。」そのまま嫁にストレートに質問した。
「普段、日中はそんな恰好してるのか?誰か来たらどうするんだよ? 見えてるぞ」すると嫁は、
「今日は、たまたまだよ。 誰か来たら下着ぐらい着けるよ」 明らかに不審な言い訳に聞こえた。
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