私は、ネグラにいる男の気持ちなり色々と妄想しました。
時間にすれば、1分間もあったかどうかの出来事でした。
嫁の恥ずかしい部分を見ている男。
男に露出している嫁。
しゃがみ込んだまま動かない嫁。
男の姿は、嫁とシートの影になりボンヤリとしか確認できない。
何か話をしている事は間違いありませんが、聞き取れない。
ココアは、嫁の横に座っていました。 ココアの頭を撫でる嫁。
そんな空気が流れる中、ココアが急に走り出しました。
しゃがみ込んでいた嫁は、ゆっくりと立ち上がり走り出したココアの
後を追いかけました。嫁がネグラから離れると、シートを捲り
男が顔を出しました。ココアを追いかけている嫁の姿を男はジッと
見ていました。 ココアを捕まえた嫁は、ココアにリードを付け
公園から出ていきました。 すると、男もネグラに顔を引込めました。
ネグラの中に、薄暗い明かりが点きました。今度は、私が嫁を追うように
公園を後にしました。 マンションの入り口まで戻ると嫁が立っていました。
部屋に戻り、何があったのか話を聞く事にしました。
話の内容は、私の想像を超えていました。
「あの間に何があったのか? 間違いなく男に見られていたよな。」
「見られているのは、分かった。 ドキドキしてた。」
「ココアが走り出すまで、見られていただけなのか?」
「違う」
「何が、違うんだ? 見られていただけじゃないのか?」
「わたしも…」
「私も。何なんだ。」
「私も、男の人のを見てしまった。見てしまったと言うよりは
見せられた。」
「どうして?意味が分からない」
「男の人から、ハッキリと言われた。」
「何て言われたんだ?」
「奥さん。見えているよ。 と言うより見せてるだろ。って」
「それで?」
「はい。って正直に返事してしまった。 そしたら、男の人が
急にズボンを降ろして、お礼に俺のも見せてやる。と言って
見せられた。 ビックリした。 そしたら、ココアが走り出して…」
見せるどころか、逆に見せられたのでした。 公園での出来事を説明
している嫁は、思い出しながら話している制か目が少し
虚ろな感じに見えました。 私も嫁からの報告に興奮しました。
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