もしかすると、先日の朝、嫁から「帰りたい」との話があった後、
嫁は、目撃してしまったのか? そこで、嫁の中でも気持ちに変化が
現れたのであろうとしか私には考えられません。
そうこうしている内に日も暮れ夜になりました。 今日は、事実を目撃
出来たことの達成感で余韻にひたっていました。 もう何も起こらないだろうと
安心というか、簡単に考えていました。 外から入ってくる明かりだけで私も
遅くなったが、買ってきていた食材を口にしました。
寝床の準備でもしようとした時、今までよりも外から入って来る明かりが
明るく感じました。 明かりの入って来る方向を見ると、放れの家の裏口(勝手口)
の方でした。 明かりの入ってくる所まで近づきました。勝手口にの小窓に掛けてある
日よけの小さなカーテンを捲り外を覗くと、風呂場の明かりでした。 風呂場の窓は
閉まっていましたが、お湯を出す音が聞こえました。 湯船にお湯を張っているのだと
思いました。 私は、先まで居た場所から勝手口の場所に荷物を持ち移動しました。
耳を澄ませていると、お湯を出している音が消えました。 嫁が今から風呂に入るのかと
思い外を覗きました。 風呂場の照明がけされ一瞬にして真っ暗になりました。
今から風呂に入るのかと思っていた私は、なんだ?と思いました。 すると、戸のキシム
音がしたかと思うと風呂場の小窓が少し開きました。
嫁は、風呂場にいるのか? けど、何で照明を消したんだろう?
私の頭の中は、嫁の取っている行動に?マークで一杯になりました。
すると、風呂場の照明が付き小窓から嫁の顔が見えました。 私が覗いていた勝手口の
小窓からは距離は2m程しかありませんでした。捲り上げていたカーテンを咄嗟に降ろしました。
ほんの数ミリだけカーテンを捲り隙間から風呂場の方を覗くと、少しだけ開けられた
風呂場の小窓から外を覗いていました。一瞬、嫁と目が合ったのかと思い私の方がヒヤリとしました。
一瞬ですが、風呂場の小窓を開けた隙間から外を見ていた嫁の目や顔は何かを確認しているかの様に
私には感じました。 その感じた事は、ある意味間違いではありませんでした。
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